日本にいるパンダが中国に返還されると泣いている人たちをテレビで見て、「泣いてる……」と心底驚いたのは私です。
確かに可愛い外見だと思うけど、結局のところはツートーンの熊なんじゃ?(ファンの方、申し訳ありません)。
そこまで感情移入できるなんて、と思ったのですが、よく考えてみれば趣味としてけっこういいかも。
パンダは人間のタレントと違って、炎上したりつまらないスキャンダルなど起こさず、ひたすらファンの愛情に答えてくれます。
スポーツチームを応援するのと違って、やる気のないプレーを見せられてイラッムカッとすることもなく、平和な世界で遊んでいられる。
日本にずっといてくれないのは残念だけど、会いに行く楽しみが増えたと思えばいいですよね。
パンダと涙の別れをしている人たち、みんな幸せそうでした。
私はパンダは好きではないですが、ハシビロコウは好きです。
あの例の、動かない鳥です。
あれだけの立派な体を持ちながら獲物が現れるまでじっと待つ、という省エネな生き方もおもしろいし、なにより顔をよく見ると愛嬌があって可愛い。
以前、動物園まで見に行こうかなと思った時もあったのですが(関西では神戸どうぶつ王国にいるらしい)、グズグズしているうちに夫が脳卒中になり、家を空けにくくなりました。
行きたいところ、やりたいことがあるなら、思った時にやっておくべきですね。
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