「離婚を考えたけれど止めてよかった」と思う妻・夫の割合は

長い結婚生活、離婚が頭をよぎる夫婦もいることでしょう。

「kufura」が、結婚30年以上の男女にアンケートし、離婚願望や現在の夫婦関係について聞きました。

妻編

現在の夫と30年以上結婚生活を続けている女性49人のうち、一度でも「離婚したい」と感じたことがあるのは49人中26人。

およそ２人に１人、けっこう多いです。

【離婚しなくてよかったと思うか】

「離婚しなくてよかった」が21人（80.8％）

「離婚すればよかった」５人（19.2％）

となっています。

【「離婚しなくてよかった」と感じている理由】

・大変な時もあったけど、今は幸せ

・夫のことを思いやる余裕ができた

・離婚後の不都合を避けるため

【「離婚すればよかった」と今も感じている理由】

・価値観の違いで頭にくることが多い

・機会があれば離婚したいが、相手が離婚を拒む

・決断するなら若いときのほうがいいと思うが子どもが小さいので無謀だったかも。年取るとしがらみも増えてますます離婚しづらい。どちらがよかったかは死ぬまでわからない。

・今とは違った人生も生きてみたかった

などの声があります。

夫編

では夫側はどうでしょうか。

同じく結婚生活30年以上の男性189人に、これまでの結婚生活で一度でも離婚したいと感じたことがあるかどうか聞いたところ、189人中62人が「ある」との答え。

約３人に１人の割合は、妻側よりも少ない人数になっています。

【離婚しなくてよかったと思うか】

「離婚しなくてよかった」が47人（76％）

「離婚すればよかった」は15人（24％）

という結果でした。

【「離婚しなくてよかった」と感じている理由】

・現在は妻と円満だから

・離婚願望は一時の激情だった

・離婚後のデメリットを踏まえて

【「離婚しておけばよかった」と感じる理由】

・やっぱり合わないのに一緒に暮らすのは苦痛だから

・根本的に価値観が違うので、心を開いてコミュニケーションできない。今も可能なら離婚したい

・趣味がまったく合わないことで、一緒にいる意味がまったくないから

・尊敬し合える部分がない

・離婚でのいろいろな手続きが面倒なだけ

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「離婚しなくてよかった」理由は男女で似ていますが、「離婚すればよかった」と思う人は夫のほうがより冷めている感じがあります。

夫婦関係に危機が訪れても、そこを何とか乗り越えれば穏やかな日々が待っているのかも。