定年前後にやってはいけないこと2つ

定年前後というと、年金生活に向けて家計をダウンサイジングするなどして老後資金を減らさないようにと気をつけるべき時期です。

そんなときに「2つのやってはいけないこと」をファイナンシャル・プランナーの山中伸江さんが書いているのを読みました。

子どもへの援助

1つめは、「働いている子どもの生活費を援助してはいけない」。

当たり前なのでは?と思うところですが、内閣府の平成29年度「高齢社会白書」によると、60歳を超えても満18歳以上の子どもや孫の生活費のほとんど、もしくは一部を賄っている人の割合は、全体の20.9%います。

生活費を賄っている子どもや孫の従業状況は、

仕事をしている79.3%、仕事をしていない20.3%。

「仕事をしていない」というのは引きこもりなどと考えられ、問題ではあるものの生活を賄う理由としては仕方がないと思われます。

しかし、「仕事をしている」8割近くの子どもや孫が親から援助をしてもらっているのはなぜでしょう。

しかも、仕事の形態は正規の社員・職員が47.5%を占めているとか。

理由についてはわからないようです。

若者のお給料が少なすぎて可哀そうだからとかでしょうか?

親が大金持ちでもない限り、これは止めた方がいいと山中さん。

親もいつまでも出せるわけではないし、自分の老後資金のことを考えると子どもに援助している場合ではない、と。

お墓の購入

もう一つが「親兄弟に相談せずに勝手にお墓を買ってはいけない」。

地方から都市に出てきて暮らしている人、または次女や次男という立場で田舎のお墓に入ることに抵抗を感じている人、そういう人たちが今住んでいる地域の近くでお墓を買ったりするそうです。

お墓の購入は大きな金額になるとか(東京都内の霊園で400万円というところもあるそうです)。

一括で購入するとなると、かなりの負担。

購入する前に、実家に親がいるのであれば、兄弟姉妹含めて相談したほうがいいとのこと。

マンションタイプのお墓だと都市部でも100万円程度、永代供養は10~30万円、割り切れる人なら無縁仏という考えもあるようです。

本人の考え方次第ですね。

我が家も義両親の入っているお墓があります。

今はいいとしても子どもの代になったときどうなるのか、子どもの負担になるのではないかと心配はあります。

読んでいただきありがとうございました。
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