知人が母親を亡くして

久しぶりに知人に会った時、お母さんを亡くしたと言っていました。

亡くなった日の午前中に買い物に連れて行っていたそうで、亡くなったのは夜。

突然のことだったよう。

近所で一人暮らしだったお母さんが残した家を片づけ、一家で移り住むようです。

築40年の家

知人は夫と子どもの三人暮らしで、賃貸に入っています。

子どもはもう社会人です。

お母さんは小さいながら一戸建てに住んでいたそうなので、家賃や駐車場代が浮くのはありがたいとのこと。

ただ、築40年ほどたっているので、普通ならリフォームするところだけど、そのまま入ると言っていました。

親戚には、「お母さん、たくさん(お金を)残してくれたやろ?リフォームしたら?」と言われるそうなのですが、今のところは何もするつもりはないそうです。

それを聞いて、あんまり余裕がないのかなと感じました。

お金の話

お母さんの家の片づけをしていたら、家の修理にかかった古い請求書が出てきて、家を一軒持つというのは結構お金がかかるものだと思ったと知人は話していました。

長く住むにはお金を持っていないといけないから、今のままで住めないわけでもないのにリフォームにお金をかけるのはもったいないと感じたのかも。

あるいは、お母さんの遺産がそれほど多くなかったのかもしれません。

仏壇に供える花がすぐに枯れて結構かかるとか、家に残った古い家具を処分してもらうのにいくらかかったとか、話の大半がお金の話でした。

お葬式や家の片づけなどでお金も時間もかかって疲労していたのだと思いますが、お金のことが頭を占めている感じでした。

ピンピンコロリ

知人は突然お母さんを亡くしたことから気持ちの整理がなかなかつかなかったようですが、長患いされると医療費など他の心配が出てきたかもしれません。

みんなが羨むピンピンコロリだったわけで、結果としては良かったのではないかと思います。

期待できない

相続である程度まとまった金額が入ると、気持ちにも余裕ができそうです。

私のような専業主婦にとっては自分名義の財産ができる機会でもあります。

私の場合、両親は高齢でまだまだ元気であることから、持っている分は使い切って死ぬんだろうなあ残念、と罰当たりなことを考えています。

こちらが援助する必要がないのをありがたく思うべきですね。

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