実家に行くと、両親の雰囲気というか、機嫌が気になります。
あまり夫婦仲がよくないので。
二人が比較的穏やかに話すのを見てホッとするときもあれば、冷ややかな空気が漂っているときもあり。
先日は後者でした。
母の父への言葉がキツイキツイ。
母の愚痴
私はたいてい母とおしゃべりすることが多いです。
父も一緒に座って会話に入ることもありますが、自分の部屋に行ったりウロウロしています。
世間話とかお互いの近況とか、昔の話など他愛ないものが多いのですが、父に対する愚痴が始まることもあり。
「私の人生、なんやったんやろ」と言われても、返事のしようもなく。
別に答えを求めているわけではないのでしょうから、黙って聞くようにしています。
近くの友人がいればいいけど
今まで、昔からの友達と会った時に夫に対する愚痴をこぼして発散していたようです。
ところが、88歳ともなると軒並み友達もどこかしら悪くなり、たいていデイサービスなどに通うような生活を送っています。
とても何十分も電車に乗り、集まってランチしようという元気のある人はいないよう。
それなら電話でおしゃべりしようとしても、母からかけているのに一方的に体の悪い所をしゃべられて全然楽しくなかったということが何度もあったらしいです。
それで、今では電話もかけなくなったと言っていました。
「遠くの親戚より近くの他人」なんて言いますが、友人関係も同じかも。
古くからの気心知れた遠くの友人よりも、近くにいる知人のほうがちょこちょこ話せていいかもしれません。
でも、母にはそんな近所の友人はいないよう(知り合いくらいならいるでしょうが)。
「こんな友達がいればなあ」と思った時にはもう遅く、作ろうとしても難しいのかもしれません。
それにコロナですしねえ。
昔は朗らかな性格
母も以前は、これほど愚痴を言ったり、きつい物の言い方をする人じゃありませんでした。
社交的で朗らかで、我慢強い所もある人だったのですが。
年取ったせいで地金が出てくるのか、性格が硬直していくのか。
自分もこんな風に変わっていくんだろうか。
娘に「お母さんも昔はこんなんじゃなかったのに」とか思われるのかな。
いつか自分も行く道なら、愚痴であってもできるだけ聞いてあげようとは思います。
でも、実家から帰ると疲れます、ホント。
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