宝くじに当たる人は強運なのだと思いますが、神仏に守られているのではと思わせる人もいます。
京都、蓮久寺の三木大雲住職は夢で大黒様のお告げがあったそうです。
夢に現れた大黒様
夢に出てきた大黒様は、「バラが欲しい、バラを」と言ったとか。
精肉屋さんに行ってバラ肉200gを買おうとして事情を肉屋さんに話したところ、「それは肉ではなく花なのでは?」と言われ、「いや、花のバラならイントネーションが違う」などと話したそうです。
ちょうど精肉屋さんの向かいに宝くじ売り場ができたところだったので、「あそこでバラのくじを買ったら当たるのでは?」と言われ、七福神の絵柄の宝くじをバラで10枚買ったそうです。
そのまま忘れていたところ、また夢に大黒様が出てきて、「もうお金の実はなっているから、早く取りに行かんと腐るぞ」と言われたそう。
思い出して換金に行ったところ、1億5000万円当たっていたそうです。
当選金の使い道は、家4軒分の土地を買って駐車場にしたり、トイレが100年ほど前のものだったのできれいにしたり、これから本堂をやり直す予定だそうです。
お寺を直すのを、大黒様が助けてくれたのですね。
缶コーヒーを勧められ
この住職、もっとすごい経験をしています。
大学時代、埼玉県の熊谷で修行中だったころ、ペットショップの経営者で犬のブリーダーもしている男性と知り合いになります。
おしゃべりをしていると、何本か缶コーヒーを並べられ「好きなのを飲め」と言われて1本もらって飲みます。
別の日にも会って缶コーヒーを勧められて飲んだことが全部で3回あって、3回目のときは「もう1本飲んでいけ」と言われたのですが、お腹いっぱいだったので断って帰ります。
その後、その男性はトラブルになった顧客らを4人殺したとして逮捕され、事件は「埼玉愛犬家連続殺人事件」と呼ばれました。
住職(そのころはまだ修行僧)が勧められた缶コーヒーの中には毒が入っていて、住職の飲んだ一本だけが毒なしだったそうです。
住職は3回とも毒なしを引き、最後にもう1回試そうとしてもう1本勧めたら断った。
「もしかしたら、あいつは本当に神や仏に守られているのかもしれないと思った」
と別の人に語っていたそうです。
いや怖い。
この住職、間違いなく守られてますね。
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