もう料理はしたくない。「調理定年」という考え方

仕事には定年があるけれど、調理(食事の用意)には定年はない。

評論家の樋口恵子さんは、数年前の年賀状で、料理上手な友人たちが声をそろえて「あんなに好きだった料理が、この年になると億劫になる」と書いてきたことで、「調理定年」という考えに思い至ったとか。

この先20年

このことを雑誌に寄稿したところ、「みんな同じでホッとした」という声が寄せられたそうです。

そして、そう感じる自分を責めてしまう人も多いとか。

仕事の定年が65歳としても、平均寿命まで20年あります(くらっとしますね……)。

樋口さんは、妻も60代を迎えたら調理定年を認めてもらってもいいのではないかと言っています。

食事の調達法

妻が調理定年するとしても、食べることは死ぬまで続きますから食事の用意はしなくてはいけません。

自分で作らないなら、他の人に作ってもらう、総菜を買うか宅配してもらう、外食する、のいずれかになります。

現在89歳の樋口さんがどうしているかというと、週に2回ほどはお手伝いの人に作ってもらい、1回は宅配弁当、2回は同居する娘さんが用意してくれる食事やテイクアウト、ということです。

残り2日はご自分で何とかされているんでしょうか?

こういういろんな方法のミックス方式もありますね。

身体が本当に動かないとかでなければ、負担が少なくていいかもしれません。

夫、外食フレンド

樋口さんのおすすめは、お惣菜を買いに行く段階から夫を巻き込み、ついでにお皿洗いも任せてしまうこと。

健康のためには食後すぐの胃袋は水平(寝転がる)にしてはいけないそう。

夫一人に孤独に皿洗いさせるのではなく、そばで雑用しながら夫婦で長生きを目指しましょうと。

もう一つのおすすめは、年を取って食が細くなっても、一緒に外食できる「外食フレンド」を作っておくこと。

月に1、2回、お昼ご飯を食べるグループや交友関係を作っておき、食べる生活を楽しみましょうとのことです。

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私自身はまだ調理はしたくないという境地に至っていませんが、そのうちなるかも。

そうなったとき、問題はお惣菜の味に飽きてしまうことです。

今でも時々、お弁当やお惣菜を買うことはあるのですが、あんまり好きになれず。

GWに帰省した息子が外食や総菜に飽きていて、簡単なものでいいから私の手作りがいいと言った気持ちはわかります。

そこをどうするかですよね。

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