先日、NHKの「あしたが変わるトリセツショー」を見ました。
終了した「ガッテン」みたいな番組で、私が見たのは再放送。
「30代から始める!1日たった90秒“骨の若返り術”」という内容でした。
20歳前後で骨はできあがる
日常生活の中で転んだりして骨折する人は60~70代が多いというイメージですが、今は40~50代で骨折する人が多く、骨粗しょう症の人が増えているそうです。
大坂医科薬科大学の玉置淳子さんたちは20年以上にわたって疫学調査を行いました。
それによると、40代で骨粗しょう症になる人は、20代のころから骨密度が低い傾向にあることがわかったそうです。
20歳前後までに骨が十分に成長しないと、年齢を重ねたときに骨密度が少し下がっただけで骨粗しょう症になる危険性があるとのいうことです。
若いうちから骨密度が低い理由としては、
・運動が苦手
・無理なダイエットをしていた
・栄養不足(インスタント食品が多い)
などがあげられます。
栄養と食事
若いうちが勝負なら、もう今更どうしようもない、と諦める必要はないそうです。
今からでも改善することは可能だそう。
まずは栄養。
・カルシウム 言うまでもなく骨の材料となる栄養素です。
・ビタミンD カルシウムとリンの吸収を助け、骨の形成を促進します。
食品から摂るほかに太陽を浴びることで体内合成もできます。
・ビタミンK 骨の強化や骨の形成に役立つビタミンです。
これらの栄養素をしっかり摂ることが大事。
そして運動。
1日90秒でできる、かかと落としです。
爪先立ってから、ストンとかかとを落とします。
1日50回。一度に50回しても、何度かに分けてもいいそうです。
50回するのに約90秒。
5~6カ月ほど続けることが大事です。
骨を強化するには、骨に衝撃を与えることが必要だそうです。
番組では、ジャンプとかかと落としを比べていましたが、かかと落としの方が頭まで衝撃が伝わっていました。
ジャンプは、着地した時に膝を曲げることによって衝撃を吸収してしまうらしいです。
骨粗しょう症と診断された70代?女性がかかと落としを続け、実際に骨密度が改善したそうです。
私もかかと落としを続けています(サボりつつですが)。
大腿骨を骨折した後の5年生存率は50%という、恐ろしい数字もあります。
できるだけ予防に努めたいと思います。
コメントを残す