「筆子ジャーナル」というブログを運営している、人気ブロガーさんの本です。
何度もモノを捨ててはリバウンドしたというご自身の経験に基づく、成功する捨て方についてのノウハウ本です。
自分を変える第一歩
作者は、もし今の生活に満足しているなら、無理してモノを捨てることはないと言います。
でも現状に不満があって、もう少しこうだったらいいなと思うなら、自分を変える第一歩として物を手放すことをすすめています。
1週間で8割捨てる
1日目は洋服、2日目はバッグ、3日目は食器、というように7日間でモノを減らせるようになっています。
捨てるか捨てないかの見極め方が載っています。
私は本好きで、なかなか本を処分できずにいます。
4日目の「本を捨てる」に書かれていることが胸に響きました。
本を読むことは旅をすることに似ていて、何らかの体験を得ることである。
体験したことを覚えていようが覚えていまいが、大事なのは体験したということなのだ、と。
内容を忘れてしまっているから捨てられないと思っていた本について、考え方が変わりそうです。
30日チャレンジ
これは食料品以外のモノを買わない挑戦を1か月やってみること。
たくさん買う習慣を改めるのにいい方法だそうです。
必要だから買っていたのではなく、単に習慣で買っていたことがわかるとか。
ミニマリストの中には1年間、食品以外何も買わないチャレンジをする人も少なくないそうです。
ワン・イン・ワン・アウト
「一つ家に入ったら、一つ家の外に出す」というルール。
作者は一つ入ったら50個出していたことがあるそうです。
日ごろから買い物に意識的になると、モノが増えるのを抑えられるということですね。
ジョシュア・ベッカー
ミニマリストのジョシュア・ベッカーさんのブログの記事に共感して、作者はモノをたくさん買うことは止めようと思ったそうです。
その記事とは「眼に見えないモノを大事にしよう」というもので、本当に大事なものは眼に見えないもの、心を満たしてくれるもの、人生を豊かにしてくれるもの。
モノばかり追い求め、手に入れることが人生の目的になりうるのか、という内容だったそうです。
自分がどうなりたいか
「いちばん大切なことは、捨てて自分がどうなりたいか、どんな未来を得たいのかということ」とあります。
私自身が身に周りをもっとすっきりさせたいと思ったのは、夫の実家の遺品整理をした(今はまだ途中)からでした。
こんなにモノを溜め込むと、後で人に迷惑をかけるということが実感できたからです。
自宅の片づけはあまり進んでいないせいか、捨ててどうなりたいというイメージも漠然としています。
ただ「小さく暮らしたい」とは思っています。
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