料理研究家の栗原はるみさんの夫、玲児さんには、はるみさんより前に結婚の経験があります。
お相手は歌手の坂本スミ子さんです(今年の1月に84歳でお亡くなりになりました)。
栗原玲児さん
栗原玲児さんは1933年生まれ、亡くなったときは85歳でした。
慶応義塾大学を卒業し、バラエティーやインタビュー番組の司会者として活躍したとウィキペディアにあります。
坂本スミ子さんとは1964年に結婚し、2年後の1966年に離婚しています。
はるみさんと結婚されたのは1973年。
玲児さんが40歳、はるみさん26歳のときです。
バイク好き
玲児さんはオートバイ好きで、カワサキのZⅡなどの大型バイクに乗っていたそうです。
妻とケンカをしたとき「バイクと一緒に寝たら」と言われたというエピソードが残っているそうですが、この妻ははるみさんでしょう。
はるみさんとはそれなりケンカもしていたのですね。
はるみさんとのなれそめ
玲児さんがはるみさんと知り合ったのは、はるみさんが東京の短大を卒業して下田(静岡県)に帰っていたころだそうです。
はるみさんのお兄さんの友人グループに、飛び切り料理の上手な人達がいて、その中の一人が玲児さんでした。
「ごはんを食べにいらっしゃい」と言われたはるみさんが行くと、テーブルの上にはオリーブグリーンのランチョンマット、その上にはカーキ色とオレンジ色のコースター、部屋には花と果物が飾られ、キッチンのコンロが4つもあるオーブン付きのガス台には、牛肉のトマトシチューが湯気を立てていたそうです。
「洋食は夫に習った」とはるみさんが言うくらいの料理の腕を持ち、はるみさんの料理への興味と幅を広げた玲児さん。
そりゃ結婚しますね。
玲児さんの出馬
玲児さんは1970年代に参議院選挙に出たこともあるようですが、落選しています。
このことで収入が途絶え、家計が苦しくなったようです。
はるみさんの料理研究家としての活躍には、そうした背景があったのかもしれません。
絵にかいたような理想的な夫婦と思っていたお二人ですが、こうして調べてみるとこれまでの年月、いろいろあったことが想像されます。
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