主婦の場合でも、自分名義の貯金を持っておいたほうがいい。
仕事していれば問題ないでしょうが、専業主婦でも独身の時の貯金などはそのまま持っておくべきだと思いました。
というのも先日、発言小町でこんなトピを見たのです。
実家の相続に固執
トピ主は男性(30代?)で、自分の妻についての相談でした。
妻の母が亡くなり(父はすでに他界)、個人事業主だった母の借金(1000万円程度)と実家が残されました。
実家は抵当に入っているのでそれで借金は返せます。
ところが妻が実家を相続したいと言い出しました(妻のきょうだいは実家で借金を返す、妹が実家を相続する、どちらでもいいとのこと)。
妻は後先の考えなしにお金を使う人らしく、今は夫が家計管理するようになったとか。
妻は、母の借金は家計から出すことを主張し(貯金は1千万以上ある)、トピ主が反対しているということです。
家計から借金を返したあと、実家を売り払って妻名義の財産にしたいというのが妻の目論見のようです。
夫は反対しているのに
夫が反対しているにもかかわらず、なぜそこまで強硬に家計から借金を返させようとしているのかはわかりません。
家計を夫に握られて、自分の自由になるお金が欲しいからかも。
でも、金額は書いていませんが、夫は妻にもおこずかいを渡しているようです。
それでも足りない、もっと使いたいのなら、短時間でもパートに出て地道に稼いだらよかったのでしょう。
ところが、そこへ実家という現金化できるものが目の前に現れたので、浮足立ってしまったのかもしれません。
冷静に考えれば、夫に反対されていては家計から借金を返すことなど、まずできないと気づいたはずですから。
相続放棄できない
このトピには続きがあります。
亡くなったお母さんは多少の現金も残していたらしいのですが、妻がこれを勝手に自分の口座に移し、しかも一部を使ってしまったらしいのです。
葬式代などを除き、お金を使ってしまった場合は相続放棄することはできなくなるそうです。
夫は、借金は払わないこと、家の通帳やカードは自分が管理すること、最悪離婚も視野に入れることを宣言した、というところで終わっています。
この夫婦と揉め事がどうなったかはわかりませんが、最悪のパターンは、妻が離婚されて手元に残ったのは1000万の借金と古家のみ、なんてことになりかねません。
この主婦はお金の使い方や夫の言うことをまるで聞いていない点など、最初から問題があったようです。
それでも、自分名義の貯金があれば、少しはマシだったかもしれません。
気持ちのゆとりのためにも自分名義の貯金は大事です。
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