子ども二人が独立して、使う人のいなくなった部屋。
どちらの部屋も、子ども達の物がそのまま残っており(特に娘の部屋はいっぱい)すっきりしない状態です。
でも使う人がいなくなると、部屋のほこりなども減るものなんだなと思いました。
寂しさこみあげ
子どもがいなくなってから、寂しさは感じるもののそれほど落ち込むということはありませんでした。
それより家事の量が減ったことが嬉しかったというような母親です。
それなのに最近、子ども部屋を掃除していたときすごく寂しい気持ちがこみあげてきて、自分でも不思議でした。
主のいなくなった部屋が、打ち捨てられているように見えたのかも。
この部屋を子どもたちが使っていたころには、もう戻ることがないんだなと。
娘の部屋の学習机に私のノートPCを置いて毎日使っているのですが、そのときはそんな気持ちになることはないのですけれど。
気持ちはやじろべえ
子どもが出て行ったことについては、いろんな気持ちがあります。
「寂しい」ももちろんありますし、「これでよかった」もあります。
「(家事が減って)楽になった」もあります。
「四人揃うことがあればいいのに」と思う時もあります。
「仕事辞めて帰ってこられたら困る」も思いますね(笑)。
やじろべえみたいに、その時々であっちに揺れたり、こっちに動いたり。
ふらふら揺れながら、子どものいない生活に慣れてきています。
分裂
子ども達が結婚してもしなくても、このまま夫婦二人の生活が続くのだろうと思います。
それこそ、子どもが仕事を辞めて実家に帰ることにでもなれば別ですが。
仕事辞めても帰って来ないような気もするし。わかりませんが。
もう家族は分裂したのですね。
解散とか壊れたとかじゃなく、細胞分裂みたいに分かれてしまいました。
子どもたちそれぞれが、いい相手に巡りあって家庭を作ってくれれば嬉しいですが、先のことはわかりません。
とにかく元気でやっていってくれればと思うだけです。
と思っていたら、息子がこの年末年始、かなり長い間帰省するという連絡が来ました。
反対に、娘は帰るか帰らないかについても何も言っていきません。
帰ってくれるのは嬉しいけど、あんまり長い間いられるのはしんどいと、正直思います。
で、全然帰らないのも、なんでやねんと思います。
まああれですね、勝手な母親です。
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