髪の寝癖がつかなくなってきたことに気付きました。
若いときは、そりゃもう苦労したものです。
髪は「若いときは残念だったけど、年取って良くなった」と思えることの一つです。
ボリュームダウン
私の毛は太く、くせ毛だったので寝癖もつきやすかったのです。
梅雨時や雨の日は膨れて、よりいっそう扱いにくくなっていました。
40~50代ころから髪の毛も細くなり、ボリュームダウンして大人しい髪になりました。
今頃になって、普通(に近い)の髪の毛ってこんなに扱いやすいものなのかと実感しています。
これなら月一度美容院で切ってもらわなくてもそれほどひどい状態にならず、伸ばすことも自由にできるし、ヘアアレンジしようかという気にもなれそう(もっと若ければね)。
若いころ、髪のボリュームを嘆いていた私に母が、「心配せんでも年行ったら少なくなるわ」と言っていましたが、まさしくその通りでした。
昔の記憶があるせいか、今は「髪が減った」ように思えて仕方ないのですが、これでたぶん普通の量だと思います。
ムダ毛
髪の毛つながりでもう一つ。
手足のムダ毛がほんとに少なくなりました。
永久脱毛がまだ一般的でなかった時代で、私のしていた処理法は脱色したり剃刀で剃ったりという程度。
いくら処理してもゾンビのごとくすぐに蘇ってくるムダ毛のしつこさにほとほと嫌気がさしたものでした。
30年もたてば、こんなにムダ毛が量も元気もなくなるとは驚きです。
でもあまり喜ぶ気になれないのは、体のエネルギーが衰えてきていることが目に見える気がするからですね。
若いころのムダ毛はムダに元気よかったなあと、遠い目になったりして。
残念なまま
「若いころに残念で、その後も残念なままだった」こともあります。
私は胸が小さいのですが、「こういう胸は母乳がたくさん出る」と複数の人に言われてすっかりその気になっていました。
ところが、いざ子どもを産んでみると期待したほどには出なかったのですね。
小さいうえに機能もモヒトツなんかい、と思ってしまいました。
母乳は足りませんでしたが、子ども二人は無事成人しましたのでミルクに感謝です。
「昔は残念、今は良くなった」ことが、他にもあるのではないかと思っていましたが意外と見つからず。
髪の毛だけの話になってしまいました。
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