趣味なんてその人にとって楽しければいいわけで、良い趣味、悪い趣味があるわけではありません。
でも趣味によっては、どうも自分の考えに左右されて見る目が違ってしまいます。
そう思ったのは、息子の友人の話を聞いてからです。
優秀な友人
友人はすでに大学を卒業して働いています。
もともと英語は好きだったそうですが、たった半年のワーキングホリデーでカナダに行っただけでしゃべれるようになりました。
入社した会社は英語が使える人材が不足していたせいもあって、もう何度も海外出張を任されているようです。
体力もあるので、朝はランニングをしてから7時ごろに出社してバリバリ仕事。
彼の趣味は
上司にも可愛がられているという彼の趣味はアイドルです。
最初は乃木坂だったのですが、今はナントカ坂(息子もちゃんと覚えていない)に変わったとか。
で、ライブやグッズなどお金をつぎ込んでいるのですが、お給料だけでは足らないため、体力に物を言わせて隙間時間でウーバーイーツの配達員をしているのですって。
それ聞いて、なんだか残念な気持ちになった私です。
いえ、趣味なのですから何を好きでも何にお金を使おうと本人の勝手です。
それはわかっています。
でもやっぱり、なんだか残念な気がする。残念というより、もったいないというか。
せっかくの資源を無駄に使っているような。
こう思うのは私にアイドル好きな人への偏見があるのでしょうか?
ライブよりは仕事を優先
先日も、アイドルのライブに行くために有給を取っていた彼は、上司から海外出張を頼まれたそうです。
「君が有給を取っているのは知っているよ。でも、これはぜひ君に行ってもらいたい」
彼は泣く泣くライブを諦めたそうです。
まあライブよりも仕事を優先したのだから、その辺はごく常識的ですね。
彼は仕事も好きだそうで、そういうのを聞くと本人の趣味にあれこれ言うのは(会ったことありませんが)失礼な話だと自分でも思います。
仲間内での評価
ちなみに彼は友人の間でも「残念な男」と言われているそうです。
乃木坂のファンのときは、「絶対に白石麻衣と結婚する」と言っていたそうで、そんなこと言うから残念と言われるんでしょうね。
さらに、体力自慢の彼は二日くらいなら徹夜しても大丈夫らしいのですが、これも仲間内では「一番最初に早死にするやつ」と言われているそうです。
いろんな意味でこの先が楽しみな友人。
会社でも出世して、プライベートではアイドルと結婚してほしいものです。
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