阿部絢子「老いのシンプル節約生活」

生活研究家、阿部絢子さんの「老いのシンプル節約生活」(だいわ文庫)を読みました。

50代半ばの私は「老い」というにはまだ猶予がありますし、ずっと独身で生きてきた作者とは違いが大きいものの、暮らしの参考になるかなと思い読んでみました。

65歳からパート

年とってからの一番の心配はやはりお金。

作者はずっとフリーで仕事をしてきた人ですが、65歳から受け取れる年金が、予想よりも1万円も少ない月8万だとわかった時にショックを受けます。

そして、薬剤師の免許を持っていることから65歳でドラッグストアでパートを始めるのです。

力仕事で腰を痛めたり、レジがうまく使えず2回も研修を受けさせてもらったり。

「結果はどうあれ、動けば次に進めるのだ」と言い切るバイタリティはすごいものだと思います。

新しい仕事を始めたり節約生活をしてためたお金で、作者がしたいことは海外のホームステイ。

さらには70歳を過ぎたら最低3か月は海外に長期滞在したいと考えているそうです。

そうやって目標を持つと、お金を貯めることも楽しくなるのですね。

古いカシミアセーター

日常の節約術にそれほど目新しいことは書かれていません。

旬の食材を使い切るとか、小物は手洗いして洗濯機を使うのは週一度とか。

これは真似してみようと思ったのが、古くなったカシミアセーターを冬用の肌着として着る方法。

作者はカシミアセーターだけボロボロになっても処分しないそうです。

私も古くなったけれど捨てられないカシミアセーターがあるのでやってみようかな。

ひとり力

作者は長年の一人暮らしの経験から、一人暮らしを続けるには「ひとり力」が大事だと言います。

1.ひとりで一日、部屋にいられる。

2.ひとりで旅ができる。ひとりで楽しむことができる。

3.休日でもひとりでいられる。

4.お金がなくても一人で楽しめる。

私は実家暮らしからすぐに結婚したので一人暮らしを経験せずにこの年まできました。

上記の2以外はできそうだけれど、どうでしょう。

ひとりでも平気と言っていられるのは、夜になると家族が帰ってくるからかもしれません。

孤独の耐性がどのくらいあるか、自分でもわかっていないところがあります。

上の4つとは相反するようですが、

「定期的に友だちを自宅に招いたりするのは、一人暮らしとって大切というより「必要」である」

と言っています。

これは、誰にも文句を言われない一人暮らしであるからこそ、人を招くことで嫌でも家の中を整理整頓してすっきり暮らすことができるから、ということです。

見習いたい点

一番感心したのは作者のバイタリティ。

失敗を恐れず、何でも思いついたらやってみるという行動力は年齢とは関係ないのですね。

見習いたいです。

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