本間朝子「「名もなき家事」を楽しく減らす法」

家事の中には、料理や掃除など家事として認識されているもののほかに、名前はついていないけれどやらなければいけないことが多くあります。

トイレットペーパーの補充や交換、空のペットボトルを洗ってラベルを剥がす、などがそれに当たります。

そうした「名もなき家事」をいかに減らすかについて書かれた、「「名もなき家事」を楽しく減らす法」(本間朝子 王様文庫)を読みました。

5つの法則

名もなき家事を減らすには、この本にあげられた5つの法則に当てはめればいいそうです。

1.そのとき、その場で終えてしまう

ゴミ箱のゴミ袋を替えるのがストレスになっているなら、最初から5枚ほど重ねてセットしておく、といった方法です。

2.簡略化して、とことん手間を減らす

衣替えはハンガー収納にして入れ替えるだけ、とか、ファミレスのようにフォークやスプーンがセットになった「カトラリーセット」をつくり、足りない物を取りに行く手間を減らす方法です。

3.困っているモノ自体を変える

夜使ったコップを朝、洗うのに困っているなら、夜だけは紙コップを使うといった方法です。

4.やらずに済ませる

シャンプーの詰め替えの時間がないなら、最初から詰め替え用を使う、埃の溜まる照明のカサは外してしまう、などのやり方です。

5.みんなで盛り上がる

主婦だけが頑張るのではなく、家族にやってもらう方法です。

なるほどと納得

いくつもアイデアが載っていますが、いくつかご紹介します。

・家具の隙間の掃除が大変なら、最初から掃除機やフロアモップのヘッドが入る幅に調整して家具を置く。

・洗濯機と洗濯機パンの隙間に埃がたまりやすいので、百均に売っているプラダンシートをカットして蓋をする。

・窓のサッシを掃除したあとにマスキングテープを貼っておく。

など。

外で布団を干すのを止める、というのもありました。

室内の日当たりのいい場所に椅子を並べ、そこに布団をかけて干すのです。

これならベランダまで布団を運ぶ必要はなく、天気の心配をすることもありませんね。

さらには、布団乾燥機に任せる、室内にスペースがあるならベッドと羽毛布団(あまり干す必要がない)にするのも一つの方法とありました。

全てのアイデアが使えそうかというとそんなことはありませんが、「そういう考え方もあるのか」と気づかされます。

年取った時にも使えそう

子どもも大きくなった我が家では、もうそれほど忙しいわけではありません。

それでも省ける家事は省きたい。

年を取って、家事がしんどくなってきたときのことを思うと、今から省力化できることはしておいた方がいいかなと思います。

布団干しなどはそれに当たりますね。

忙しくて少しでも家事を減らしたい人ばかりでなく、私のように先のことを考えて省力化したい人にとって参考になるアイデアが詰まっています。

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