この秋、母を連れて娘を訪ねる予定をたてていました。
その日の前日、「行けなくなった」と母からのメール。
よりによって前々日に、転んで膝を強打したらしいのです。
大丈夫とのことでしたが様子を見に行きました。
娘も行くと言ってくれたので一緒に。
段差につまずく
私たちが行ったのは転んで二日後でしたが、「何とか立てる。つかまりながらゆっくり移動できる」状態でした。
聞いてみると、出先でほんの少しの段差につまずいて前に転んだそうです。
その時、左ひざを地面に打ち付け、胸元に持って行った手が当たって鎖骨の下あたりが痛いとか。
転んだあとはタクシーで帰ったものの、足に力が入らず、車から降りるのに運転手さんの力を借りながら一苦労だったとか。
私たちが行く前日まではロクに立てなかったらしいのですが、それでも医者に行っていないのです。
車に乗ることを考えると無理だと思ったようです。
医者には行かない
ロキソニンテープを持って行ったら、「少なくなってきていたのでちょうどよかった」と喜んでもらえました。
家の中のことは父がいるので、なんとかなっているようです。
骨折とかヒビとかが心配なのですが、動かなければ痛くないので違うと言い張ります(ホンマかいな)。
「自分の体のことは自分が一番よくわかっている」と言うのですが、このセリフ、亡き義母も言っていたような。
義母も医者嫌いでしたが、母を医者に連れて行くのも苦労しそう。
年取ると、こんなふうに頑固になっていくのでしょうかね。それとも義母と母の二人だけの特徴でしょうか。
心配かけたくないらしいけど
今回は、娘の家を訪問する予定が入っていたので転倒したと連絡してきましたが、何もなければ教えてくれなかったと思います。
1月にトイレで転倒して頭から血が出たときも、教えてもらったのは半月ほどたってからでした。
心配させたくない、タカがこれくらいで、という気持ちのようです。
が、後々あのときちゃんと診察してもらっていたら……ということがなければいいのですが。
年の割に元気なので油断があったのだと思います。
転ぶ前日もミカンを買いに行っていたそうですが、歩けないことはないけれど車で行くような距離らしいのです。
足が疲れていたのかもしれへん、と多少は反省しているようでした。
久しぶりの孫に会えて、父も母も上機嫌。
転倒した話を聞き出すのも話がすぐに逸れて時間がかかりました。
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