新聞を読んでいてこんな報道を知りました。
玄関ドアのドアスコープ(のぞき窓)を通して室内を盗撮したとして、男が有罪判決を受けたというもの。
男は、女性が室内で着替える様子をスマホで撮影していたそうです。
一人暮らしの娘が気になる!
単眼鏡で
単眼鏡という片目で見る望遠鏡の一種をドアスコープに押し付けると室内が見通せるようになるそうです。
単眼鏡は片手、片目で扱えて、美術鑑賞やコンサートなどで使われて、数千円から手に入ります。
ドアスコープの外側に単眼鏡の接眼レンズを密着させることで、双方の光の屈折が打ち消されるために見えるのだそう。
有罪判決を受けた男は、当時住んでいた現場のマンションで、一目ぼれした女性を尾行して部屋を知り動画撮影したそうです(単眼鏡にスマホをくっつけて撮影)。
同じマンション内の三つの部屋で行っていたとか。
記者が自分の家で試したところ、玄関ドアの内側1メートルのところに置いた新聞紙の約2㎝四方の文字を、ドアスコープ越しに読むことができたそうです。
「「I字型」の間取りなら部屋の奥まで見えてしまうのではと恐ろしさを感じた」と書いていますが、娘の部屋がまさしくI字型。
外の廊下はわりと外部から見えやすいのですが、それだけでは安心はできません。
窓を塞ぐ
ドアスコープの内側を蓋でふさぎ、外を見る時だけ左右にずらして使う商品があったので、買おうと思ったところ両面テープで貼り付けるものでした。
賃貸なので磁石のほうがいいかもしれません。
専用の商品を買わなくても、飾りなどで窓を塞げば外からは見られないので、何を使ってもいいから塞げばいいようです。
小さいマグネット式のフックと、造花を百均で買いました。
造花の下にドアスコープがあります。フックは上に上げられるので、スコープから見ることはできます。
硬いものをぶら下げると、ドアの開け閉めのたびに音が鳴るかと思って造花にしましたが、おかしいかな……。
防犯アドバイザーの京師さんによると、このドアスコープの手口は昔からあるそうです。
被害にあうことで「換気扇の隙間まで怖くなってしまう人もいる」とか。
娘には「いらん」と言われそうだけど。
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