お笑いコンビ「マシンガンズ」の滝沢秀一さんは芸人活動のかたわら、ごみ清掃員として東京都内で働いています。
ごみ清掃車から見ると、普通の住宅地とお金持ちの地域とではごみに違いがあるそうです。
一番の違いは、お金持ちの地域のほうが圧倒的に「ごみが少ない」こと。
滝沢さんは、お金持ちはどんどん買ってばんばん捨てるイメージを持っていたそうですが、全然違うことが分かったと言っています。
ランクによっても違う
お金持ちにも程度があって、上中下にわけることができます。
「下」のほうだと食べ残したカレーがあったりして、それほど大きな差は感じないそう。
この地域の住民が好むのはオーガニック食材宅配サービス。
食品ロス(備蓄用らしきレトルトカレー、萎びた野菜など)も多いのが残念なところ。
そして特徴的なのは剪定された枝や雑草がよく出されること。
都内の高級住宅街で庭付きに住んでいるというのは、お金持ちの証拠です。
「中」では見慣れない美容液(の瓶)が出てくるそう。
調べたところ7~8㎝程度の大きさで37,800円のアンチエイジングシリーズのものだったとか。
他には、世間に広まる前からウォーターサーバー用のボトルを見かけていたそうです。
「上」になると本当に住んでいるのかと思うくらいごみが少ないそうです。
高級ワインが入っていただろう木の箱や、直送の海の幸が入っていたらしい発泡スチロールの箱が時折出るものの、生活ごみは極端に少ないそうです。
ただ、この地域でよく見るゴミ袋があって、調べたところごみを圧縮するゴミ箱専用のごみ袋か、大型スーパーで売られている割高のごみ袋のどちらかだということです。
圧縮しているのなら、ゴミが少ないのも納得できます。元から量も多くないのでしょうけれど。
ごみは少なくできる
滝沢さんはお金持ちのごみの出し方を真似て、ゴミを少なくしようとしているそうです。
包装紙や紙の箱、紙袋も資源となる紙だそうです。
滝沢さんは封筒も住所のところだけ切り取って「雑がみ」にしているそうです。
日用品を買う時も包装の少ないものを買い、洋服は買わずにレンタル。
生ごみは、微生物が生ごみを分解してくれる黒土コンポストを使用。
これは4カ月で90リットルの袋一つ分くらい減らせるそうです。
いろいろ工夫されています。
お金持ちでなくても、ごみは少ないに越したことはありませんね。
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