現実を直視するため、たまには写真を

普段、写真を撮られたり自撮りすることはありません。

でも旅行に行ったときは別、写真撮りますね。

先日家族で旅行に行った際、夫婦で、娘と、息子と、といろいろな組み合わせで写真を撮りました。

自分の写真を見て

後でスマホの写真をしげしげ見て思ったこと。

着ている服の色が地味。

髪もパサついている。

笑顔が硬い。

シニア感がにじみ出ている。

七分袖のシャツとワイドパンツという服装でしたが、紺のチェックというシャツが意外と暗くて、そのせいで地味に見えたのかもしれませんが。

わりとゆったりした服だったので、体型はよくわからなかったのですが、もしかしたら体つきも老けてきているかもしれません。怖。

私は子どものころから写真を撮られるのがすごく苦手で、写真が趣味だった父親にカメラを向けられるのが心底嫌だったのですが、この年になると時々自分の写真は撮ったほうがいいよかもしれませんね。

頭の中にある自分のイメージっていつごろのものかわかりませんが、確実に今よりも若い姿のようです。

家族は写真の私を見て何とも言っていないので、イメージと現実が離れているのは本人だけなんでしょうね。

写真はそんな思い込みを客観的に正してくれます。

辛いけど、現実を直視しなくては。

息子の写真の腕

家族の中で写真を撮るのが上手いのは息子です。

子どもの時からカメラが好きで、義父母の遺影は息子が幼いころに撮った写真でした。

日常のちょっとしたシーンを切り取るのも得意。

以前、息子が帰省して夫と三人でコメダ珈琲に行った時、私と夫がしゃべっているところを撮られたのです。

それが、どう見ても私が夫と説教しているようにしか見えない図になっていました(実際は違います)。

家族はみんな笑っていましたが、私は普段からこんな険しい顔で話しているのかとショックでした。

息子には母親を「きれいに」撮ってあげようなんて気持ちは1ミリもありませんからね……。

息子にバンバン私の写真を撮ってもらえば、否応なく現実に向き合うことになるかも。

ちょっと刺激が強すぎるかな。

写真は、鏡に映してみるのとはまた違った姿になります。

とりあえず、次に買う服は明るい色を、と思ったのでした。

読んでいただきありがとうございました。
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