日本は経済成長していないとか、賃金が上がらない国だとか言われていますが、富裕層の数は世界の中では少なくありません。
1位はアメリカで39%、2位は中国9%、日本は3位(7%)につけています。
マネー関連の執筆をしている宮野茉莉子氏が日本の富裕層の共通の考え方について解説しています。
富裕層に共通する考え方
1.費用対効果を重視する
ものを買う時に「支払ったコストに対してどれだけの効果が得られるか」を重視しているそうです。
例えば、便利家電を使うと時間と体力に余裕が生まれるなど直接利益を生み出さないことでも、親子・夫婦関係をよくしたり家事の生産性を上げるとわかっているなら購入するとのこと。
2.聞きたいことは聞く
他人にどう思われるかを気にするより、自分が納得できるまで率直に質問する人が多い。
特にビジネスや投資に関することではその傾向が強いそう。
3.節約の意志が固く、長続きする
節約によって得られる金額が少額でも、長期的に見れば大きなお金になることを知っています。
そして、好きなことや投資に使いたいという目的を持っているため、長続きするようです。
4.複利効果を知っている
複利とは、利子に対しても利子が付くこと。
アインシュタインは複利を「人類最大の発明」とまで述べるほど、複利の効果は大きいもの。
富裕層はこうした情報を集め、学び、水から始めるという意識が高い人が多いとのこと。
長い目で見た複利の考えを、ビジネスにも取り入れているという人もいたそうです。
5.自分の納得を大切にする
富裕層はまわりの意見や価値観に流されず、自分の納得を大事にする人が多いとか。
収入が増えても庶民感覚は持ち続け、すぐには生活水準を上げないなど、独自の判断基準がしっかりしているそうです。
管理が大事
高級外車を乗り回し銀座のクラブで豪遊する、なんていうイメージとは全然違うようですね。
ずっと昔に読んだ本で、ヨーロッパ(フランスだったかな?)の貴族に生まれた人が、使用するトイレットぺーパーの長さまで教えられたと言っていたと書いてあって驚いた記憶があります。
一代で財産を築いた人はもちろん、代々のお金持ちもしっかり管理しないとお金なんてなくなるのも早いのでしょう。
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