旧統一教会に関する報道が続いています。
この問題に詳しい紀藤弁護士が、「マインドコントロールされやすい人」10項目についてテレビで語っていたそうです。
マインドコントロールされやすい人
その10項目とは、
1.大学に進学した
2.新入社員である
3.最近環境が変わった
4.新しいことにチャレンジしたい
5.何か社会に役に立つことがしたい
6.素直な性格だと言われる
7.完璧主義だと言われる
8.孤独を感じることがある
9.健康に不安がある
10.マインドコントロールに絶対かからないと思っている
紀藤弁護士によると、1~3は環境が変わると新しいことにチャレンジしたくなるもの。
そんなときに「今の生活に満足していますか」「何かやりたいことはありませんか」と声をかけられると、「勉強してみようかな」という気になってしまい、そうすると勉強する施設に連れて行かれるそうです。
7の完璧主義者というのは完璧に人の話を聞こうとします。
完璧主義者は基本的に自分の考えが正しいと思っている人が多いので、誰かから教えられたことが自分の中ですっきりはまると、“強固な信念”に変わるそうです。
高学歴の人物が次々入信していたオウム真理教でも、こうした現象が当てはまると言います。
10のマインドコントロールに絶対にかからないと思っている人は、自分に自信がある人。
だけど、自信がなくなる瞬間がやってくることはある。
だから自分の信念は常に疑ったほうがいいというのが紀藤弁護士のアドバイス。
ただ、相手は正体を隠して近づいてくるので防ぎようがないとも言っています。
未然に防ぐには
医師の中島泰憲氏によると、マインドコントロール的な問題は程度の差をのぞけば誰の日常にも起こる可能性があるとのこと。
マインドコントロールを未然に防ぐためのポイントを3つあげています。
1.普段から周りの忠告を聞き流さない
2.孤独な状況を避け、なるべく人の輪に入る
3.自分だけで問題を抱え込まず、助けを求める癖をつけておく
普通の人
紀藤弁護士の10項目を見ると、「普通の人」ですよね。
新しいことをしたくなることはよくあるし、孤独や健康不安なんて誰でも感じるものです。
「マインドコントロールにかからない」と思っている人も多いのではないでしょうか(私も)。
おかしな状況になったら、すぐに誰かに相談することが大事ということです。
いつも拝見してます
しろぽんさん
ブログを読んでいただき、またコメントくださりありがとうございます。
よろしければ、また遊びに来ていただけると嬉しいです。