シニアの人たちはどんな楽しみを持っているのでしょう。
ソニー生命保険が全国のシニア(50~79歳)の男女1000名に対して「シニアの生活意識調査」をインターネットで調査しました。
楽しみ1~5位
現在の楽しみを質問したところ回答の多い順は、
1位 旅行 45.3%
2位 テレビ/ドラマ 38.6%
3位 映画 29.5%
4位 グルメ 28.5%
5位 読書 26.6%
となりました。
この順位を男女別に見ると少し変化があります。
男性だと4位のグルメの代わりにスポーツ(32.6%)が入ります。
女性は3位がグルメ(32.6%)になり、4位に健康(26.0%)が入ります。
男女ともに旅行が1位というのは頷けます。
コロナ前に外国人旅行者が日本に押し寄せましたが、その前から日本の旅行業界は国内需要が7割(だったかな?)だったと聞いたことがあります。
その需要の担い手の中心はシニアなのでしょう。
5位以下
5位以降を見てみると割合が高いのは、「音楽/楽器(22.9%)」や、「子ども/孫(19.8%)」、「パートナー(妻/夫/恋人)(19.7%)」、「ペット(15.0%)」などが目に付きます。
女性は5.0%なのに男性は25.2%と高いのは「自動車」。
逆に男性は7.0%なのに女性が17.8%なのは「ファッション」です。
男女差が出ていておもしろいですね。
出費額
では、お金の掛け方はどうなっているでしょう。
楽しみは「旅行」と答えた人が1か月に旅行に出費する額は、平均2.4万円。
「スポーツ」と回答した人が1か月にスポーツに関して使うのは、平均1.2万円。
「ペット」と回答した人が1か月にペットに使うのは、平均1.3万円。
中には現在の楽しみは「貯蓄」と答えた人もいて、貯蓄に関する1か月の出費は、平均5.2万円。
孫への出費
お孫さんのいる人は、どのくらい使っているんでしょうか。
1年間で孫にどのようなお金を使ったかという質問には、
1位 おこづかい・お年玉・お祝い金 67.2%
2位 一緒に外食 43.5%
3位 おもちゃ・ゲーム 39.9%
4位 衣類などファッション用品 30.8%
5位 本・絵本 26.9%
という結果に。
1年間に使った金額は、
3万円~5万円未満 21.4%
5万円~10万円未満 22.1%
10万円~20万円未満 15.0%
となり、平均額は119,413円でした。
1か月で見ると1万円足らずなので、そこまでの大きな金額ではなさそうです。
コロナ禍の不自由な社会を経験すると、自分の楽しみや孫へお金を使えること自体がありがたいことだと思えますね。
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