脳は、実際に起こった出来事でも、想像上の出来事でも、どちらも「本当にあったこと」として記憶するそうです。
自己啓発本ではこの脳の性質を利用して、自分の理想の姿や生活を何度も想像することを提案しています。
脳にメッセージが届くと人間の体はその通りに実現しようと動き始めるとのこと。
実際の出来事と、想像上のことが区別できないなんて、脳って意外と大雑把なところがあるのですね。
相談内容を思い出す
その脳の性質のことは忘れていたのですが、最近読んだ本にも同じことが書いてあるのを目にして、ふと思いました。
すごく脳によくない(つまり自分に良くない)ことをしているのではないかと。
私は発言小町などの人生相談が好きでよく読みます。
相談には妻をないがしろにする夫、嫁をこき使う義理の両親、周囲に迷惑をかける職場の人などについての相談があって、読むたびに共感したり怒りを覚えたりしています。
そして、インパクトのある相談内容だと、読み終わった後でも思い出すことがあるのですが、そのときには主人公は自分になっています。
実際の生活にはそんなことは起きていないにもかかわらず、あたかも自分の辛かった経験を思い出しているかのように想像してしまうんです。
こんなことしていると、まずいですよね。
読むのをやめる
こんなネガティブな想像ばかり(四六時中考えているわけではないにしても)しているとどうなるのかはわかりませんが、もしかしたら似たような辛い経験を引き寄せてしまうかも?
少なくとも気分が落ち気味になるのは間違いありません。
そのことに気付いて、よく読んでいたブログを読むのをやめ、発言小町を読むのも控えています。
もともとネットサーフィンの時間を減らしたいと思っていたのですが、さっさとやっておくべきでした。
代わりにやること
ちょっと暇だなとおもったときにネットサーフィンをしてしまうので、そういうときにすることを決めてしまえばいいと考え、最近ごぶさただったモーニング・ページを再開しました。
書く時間は朝のときもあれば昼や夕方のときもあり、書くページも3ページと決めずに好きなだけ書いています。
それと瞑想。
まだ3分程度しかできませんが、頭の中の雑念を多少でも減らして落ち着くかせたいです。
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