嫌なことが起こったり心配事がある場合、気持ちを整理してスッキリするためにそれらを紙に書き出したあとゴミ箱に捨てる方法があります。
こうすると悩み事を手放すことができるそう。
それとは反対のやり方で、心配事を一つ残らず紙に書き出し、それを記録として残しておく方法もあります。
消えれば取り消し線
これは、過去の心配事を振り返って、次の心配事に対処しやすくするためのもの。
人生において心配事がなくなることは、まずないでしょうから。
記憶に頼るとあやふやになりがちなので、文字にして残します。
メモアプリでも紙でもお好みの方法で。
新しい心配事を書き加えるときは、以前の心配事を読み返し、それがもう気にならなくなっているのであれば取り消し線をいれます。
それをすることで気持ちが落ち着き、自己肯定感が高まるとのことです。
過去との比較
長期間にわたってこれを行うと、過去の自分と今の自分を比較してそれだけ成長したかを感じることができます。
心配事を自分で乗り越え、書き出した心配事を線で消すと、きっと満足感が得られるはず。
でも、心配事を消したとき、自分で解決したからではないときもあります。
ひとりでに消えることもあれば、心配事が現実になることもあり、「もっと心配するべきだった」と思うこともあります。
それらも含めて、今の心配事に対処する助けになるということです。
心配事の再利用
私は「いいことノート」とか「感謝ノート」など、いいことを書き出す習慣はなかなか身に付きません。
それがいい習慣だということは頭で分かっていても、ポジティブにならなければと無理するように感じてしまうのです。
心配しなくてもいいようなことも含めて心配事が多く、ネガティブ寄りの性格を自覚しているので、こうした心配事を記録する方法のほうがいいかもしれません。
書き出して、しばらく時間をおいて読み返すと心配事ではなくなっているのを自分の目でしっかり確認することを繰り返せば、自分がどういう思考回路を持っていて、何に不安を感じやすいのか把握できそう。
心配するのは止められなくても、「これまでの自分」からやり方を学ぶことはできます。
単なる心配事で終わらせるのではなく、経験として再利用するということですね。
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