悪いニュースで気が滅入る時は

テレビでニュース番組を見たり、パソコンでニュースを読むのが習慣になっています。

悪いニュースばかりに接していると気分が滅入ってくるというのは、コロナ禍のときに知りました。

悪いことばかり目に入る

コロナ関連のニュースはめっきり減りましたが、ウクライナ関連のニュースは今も多く報道されていますし、最近では国内で女性が殺される事件が多いように感じます(記憶に残りやすいのかもしれません)。

殺人事件でなくても、ニュースに接した後で妙な疲労感を覚えるようなものもあります。

戦争や暴力事件だけでなく、政情不安、経済不況、気候変動への警告なども精神的に悪影響を及ぼし、よいことに目を向けられなくなってしまうようです。

過剰摂取

悪いニュースに触れすぎると、過剰摂取の状態になるのだそうです。

良いニュースもあるにはあっても、悲惨なニュースと違ってトップニュースになりにくく露出が少ないため気付きにくい。

ニュースに接する時間が長すぎると、現実世界の危険に対する感覚がゆがみ、反射的にすべての脅威を把握しようとして、さらにニュースに接するようになります。

ストレスや不安を感じるような化学物質には、麻薬と同じように中毒性があると言われています。

時間を決める

精神的に参ってしまわずに、適切に情報を入手し続けるには、ニュースを見る時間を決めるようにします。

午前と午後の1日2回、1回につき15分程度。

この世は悲惨なことばかりではないと思い出す時間がいるということです。

コロナのパンデミックでロックダウン中のスペインで行われた、5545人の成人を対象とした2020年の研究では、当初65%が不安や抑うつ症状を訴えていましたが、日課や趣味に没頭し、パンデミックに関するニュースを読み過ぎないようにしたことで、抑うつ症状が全体的に軽減したそうです。

ニュースに触れる時間を減らしても、悲惨なニュースが目に入ることはあります。

その場合は、そのニュースを大惨事のように捉え過ぎないことが大事とのことです。

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2 件のコメント

    • しなちゃんさん

      コメントをありがとうございます。

      ニュースを知っておかなくてはという気持ちがあると、見すぎてしまいがちですね。
      バランスを取るのが難しいです。

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