小さな変化いくつか

夫の脳出血以来、初めて一緒に電車に乗りました。

ホームまではエレベーターで上がれるし、社内は空いていて座れたので問題なし。

混んだ電車でつり革持って乗るのはまだ無理ですが、電車はバスよりハードル低いと感じました。

車内の窓から夫が入院していたリハビリ病院が見えたのですが、夫は「バカヤローと言いたい気分やな」なんて言っていました。

歩けるまでしてもらったのに、なんてバチ当たりな（笑）。

いろいろ辛いことが多かったのだろうと思います。

電車に乗れた以外では、食事の後、舌先で口の中に残った食べ物の欠片を取れるようになったそうです。

舌は動かせているのですが、（左半身マヒなので）左側の動きがよくないらしく、歯の根元や歯と頬の間に挟まった食べ物の欠片を取るという、細かい動きはできなかったようです。

舌の動きが改善したせいか、デイでカラオケを歌った時も、少しうまくなったと言っていました。

夫は割と歌の上手い人だったのですが、脳出血後に家で鼻歌歌っているのを聞くと声も音程もテンポもおかしくなっていて、こんなことも影響するんだなと思っていたのです。

舌の動きやカラオケはたいした変化ではありませんが、少しづついい方へ向かっていると実感できるらしく、本人は気分よさそうです。