年をとっても元気な人が多い今の時代ですが、70代で芸人になった女性がいます。
おばあちゃん(これが芸名)です。
1947年生まれのおばあちゃんは家が貧しく勉強どころではなかったそうです。
中卒で働き、結婚。
38歳で乳がん、39歳で卵巣、45歳で子宮に転移。
47歳で放送大学に入学、51歳で論文を書きます。
還暦を過ぎて時間ができたので、演劇学校で学ぼうとするも年齢を理由に門前払い。
友人に教えてもらった吉本の芸人養成所、NSC東京校の面接で聞かれたのは、「階段は上れますか」「学費は払えますか」の二つだけだったとか。
NSCでは周りの若い子たちは優しかったそうです。
体操服を忘れて買いに行こうとしたら、信号渡ってすぐのところなのに6人も付き添いでついてきてくれた。
おやつに大福を食べていたら、「水もってこい、水。2個も食っているじゃないか。1個づつにしろ」。
合宿での罰ゲームも、「死ぬといけないから」と、代わりに激辛カレーを食べてくれたそう。
NSCを卒業するころ、ダンナさんの肺がんが分かったものの、「吉本をやめるな」と言われたそうです。
72歳でプロデビュー、M-1には本物の医者とコンビを組んで出場し、77歳で初の単独ライブ、ドラマにも出演。
本も出版し、YouTubeもしているそうです。
現在78歳。
やりたいことをするのに年齢は関係ないんですね。
おばあちゃん、すごい。
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