体のあちこちが痛い私。
そんな私にぴったりな本を見つけました。
3カ月以上続く、慢性痛の治し方を解説している本です。
何かの病気が原因で痛い場合はその病気の治療が第一ですが、それ以外の慢性痛の8割は「筋・筋膜性疼痛」に起因するため、筋肉・筋膜にできたしこりをほぐすことで軽快してくるそうです。
痛い箇所16カ所(腰、肩、背中、腕、足裏など)について、それぞれのトリガーポイント(発痛しこり)が載っています。
私は右肩と太もも裏が痛いのですが、確かに本を見てもむと痛みが軽くなる気がします(1回や2回やっただけですっかり治るわけではないですが)。
指も不調続きですが、最近は痛みより腫れが気になってきているので、この本の内容とは違っているように思います。
そして慢性痛には心理療法が不可欠であることも書かれています。
「痛みは、脳が体の各部位からの情報を受け取り、過去の記憶や、不安・恐怖などの感情と統合して感じられるもの」なので、痛みが長引くほど、脳が誤作動を起こして痛みが増幅されてしまうのだそうです。
痛みへの不安や恐怖、生活上のストレスから離れて心身の過緊張をほぐすやり方も書かれています。
肩こりや腰痛を始め、お医者さんに行くほどでもない痛みがあるのが普通と言っていいような日々を送ってきましたが、年を取るにつけて治りにくくなるかもしれません。
そうなる前に、自分でうまくケアできるようにしようと思います。
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