今年になって体調を崩した母。
年齢からしても、そろそろ買い物や家事を手伝わないといけなくなっているのかもしれません。
それかヘルパーさんを頼むとか。
「まだ手伝いはいらない」
先日、実家に顔を出したとき、掃除機くらいかけようかと言ったのですが断られました。
母に言わせると、「買い物してきて」「掃除して」と一度頼ったら終わりだと言うのです。
一人暮らしだった母の母(私の祖母)が年老いたとき、母と叔母、ヘルパーさんの3人で身の回りの世話をしていました。
そうなると、来てくれて当然、やってもらって当たり前になってしまったとのこと(祖母に対して腹の立ったことが何度もあったのでしょうね)。
祖母の状態にまでなるともう自分では動こうとしなくなるので、そうならないように、今はまだ何もしなくていいと言われました。
わかった、と返事しつつ内心ほっとしました。
私が両親の家に手伝いにいくとなると、往復3時間かかりますし、セコイ話ですが電車賃も馬鹿になりません。
でも、母はまだ元気だから何もしなくていいと言えるのでしょうが、いつかは「お願い」と言われるでしょう。
そんな日は遅いに越したことはないですが。
動けないのか、動きたくないのか
高齢の親の手伝いをいつ、どこまでするかは難しいところだと思います。
母も祖母に対していろいろ思うことがあったようですが、祖母は本当に動くのが大変になっていたのかもしれません。
頭がしっかりしていて口が達者だと、ついこんなに元気なのにと思ってしまうのですが、実際はそうじゃないのでしょう。
我が家から車で5分程度の近所に住んでいた義母は、義父が亡くなってからはあらゆることを息子である私の夫に頼んでいました。
もう少し自分でやるように言ったほうがいいんじゃないかと思い、実際に夫に言ったこともあるのですが、動けないのか動きたくないのかは、そばで見ていてもわかりません。
こんなに近くに住んでいなかったら(息子にあれこれ頼めなかったら)、義母はもうちょっとしっかり歩けていたかもしれません。あるいは施設に入ることになっていたかも。
同じお年寄りでも人によって違いますから、比べることもできないですよね。
コロナには敏感
実家に行った時、味覚・嗅覚が戻っていないことを両親に言いました。
風邪でもこうなることを説明したのですが、母に、
「あんたコロナとちゃうやろな。うつさんとってや」
ぴしゃりと言われました。
だから万が一のことを考えて、ちゃんと1か月以上あけてから来てるのに。
それだけ言える元気があれば、まだまだ大丈夫のようです。
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