「なにか奥歯に物がはさまっているような状態である。
願い事を成就させるには、勇気をもって邪魔物を噛みくだけばよい」。
と、少々強い表現で私を叱咤したのは、「おみくじ」です。
叱咤激励された
先日、夫とあるお寺にお参りしました。
そこでおみくじを引いたところ「小吉」だったのですが、けっこうグイグイ来る言葉が並んでいました。
「中途半端な妥協や行動をとるより、全力をあげて真正面から当たっていくファイトが欲しい。時には強引さも功を奏することがある」。
仕事面でも「すべて強気に出てよし」。
学業では(関係ないけど)、「ファイトを集中させてがんばること」。
いやー、ファイトとか強引とか強気とか、私にはあまり縁のない言葉です。
背中をバシバシ
私は引きこもりのような生活で、ガッツとか、ファイトとか、根性みたいな世界とは違うところで生きています。
何かを思いついても考えた挙句に行動しないことも多く、消極的が服着ているような人間。
何も考えずに引いたおみくじに、まさかこんな攻める文句が並んでいるとは思わず、驚きました。
まるで背中をバシバシ叩かれて「そんなことではアカンで!もっと頑張らんと人生終わるで!」と言われているような感じ。
今まで、あちこちでおみくじを引いてきましたが、さらっと読んですぐに忘れる、というのを繰り返してきました。
たいていどこのおみくじも、当たり障りのない言葉が並んでいるものですよね。
こんなに叱咤激励されたのは始めて。
以前は当たった
実は一年ほど前に同じお寺でおみくじを引いています。
この当時私は味覚・嗅覚障害だったので、おみくじが「大吉」で、しかも「病気はほどなく治る」とあるのが嬉しかったのを覚えています。
病気のほうは100%とは言えないまでもほぼ治ったので、おみくじは当たったことになります。
暗示にかかる?
おみくじの言葉に腰が引けながらも「頑張ればうまくいくのかも」と思ったのは、おみくじの効果ですね。
暗示みたいなものがあるのかもしれません。
今回のおみくじにあるように、「邪魔物を嚙みくだく」ほどのやる気を持てば願い事がかなうということなのでしょう。
そうか、うん、頑張ってみようかな。
で、私の願い事ってなんだろう?(まずそこから)。
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