倹約や節約だけで資産を作るのは難しいように思います。
でも、「無駄なことにはお金を使わない」姿勢を貫き、同時に毎月の先取り貯金と合わせれば、大きく資産を育てることができるようです。
生活費は月10万円以下
52歳の女性は手取り21万8000円(ボーナス年間手取り72万円)。
妹さんと同居していて、生活費も折半しています。
共有名義で購入したマンションのローンが月6万円、生活費(食費、水道光熱費、マンション管理費等)月8万円で、それぞれ7万円ずつ出しています。
女性の生活費はこの7万円に小遣いや雑費を入れ、多くても月10万円程度、少ないと7万円そこそこで収まるそうです。
貯め方は月10万円の先取り貯金、余った生活費、ボーナスも原則貯金(保険料の年払いや旅行費用は貯蓄から)。
こんなことにはお金を使わない
生活費をここまで抑えられる理由は、「無駄なことにはお金を使わない」から。
例えば、
・基本は自炊で1日3食料理をし、食材を無駄にしないようにする。
お昼はお弁当を作って持参。
ペットボトルの飲料水は買わず、ろ過式のもので水道水から作って冷蔵庫に保管。
コンビニは利用せず、会社帰りの18時過ぎにデパ地下で半額になった魚などを購入して冷凍保存。
・本、雑誌は図書館で借りる。
・携帯電話は持たない。
・カフェでお茶するときは株主優待タダ券利用。
・余計な電気はつけない。使っていない家電はコンセントを抜く。
・食材や日用品は、普段からアンテナを張って底値を記憶しておく。
・手数料が発生するATMは使わない。
・旅行も代理店を使わず、自分で航空券の購入やホテルの予約を行う。
欲しいかどうかを考える
買い物するとき、本当に欲しいかを考えてから購入するそうです。
考えたあげくに購入しなかったものは、
・8800円の燻製機
本人も妹さんも料理が趣味ですが、考えてみれば燻製はそれほど頻繁に作って食べることはないという結論に。
・3000円ほどのPCケース
在宅勤務が増えてPCを自宅に持ち帰ることが増えたためですが、他社に出向くこともないので、プチプチの緩衝材で包みトートバッグで運んでいるそうです。
貯める目的
彼女の貯蓄の目標はなんでしょう。
早期退職して、年金だけでも暮らせる生活を目指し週3~5日パートをしようかと考え中だとか。
そして趣味の一つが旅行。
コロナ前までは海外には毎年1回、国内を1~2回出かけていたそうです。
どちらも悠々実現できますね。
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