「どうしたらお金持ちになれるの」と聞く子どもへの回答

「どうしたら貧乏な人がお金持ちになれるの？」

こう聞いたのは11歳の女の子。

服を買いに行っても、3000円までと制限をかけられるそうです。

それに対して、ひふみ投信を運用するレオス・キャピタルワークスの最高投資責任者、藤野英人氏が「お金のまなびば」という動画で回答していました。

何と答えたのでしょうか。

お金持ちの共通点3つ

藤野氏が考えるお金持ちの共通点は3つあります。

それを満たせば誰でもお金持ちになれる可能性があるとのこと。

1つ目は、「世の中のたくさんの人を幸せにできる人」。

例として挙げたのがiPhone。

１台でメールやインターネット、写真、音楽を楽しめることで爆発的な人気を得ました。

開発者のスティーブ・ジョブズの名前は世界中に広まり、販売元のアップルは世界一大きな会社になりました。

日本の学校ではテストの点がいい人が優秀だとみなされます。

でも藤野氏によると、「あなたより頭がいいから私はすごい」と思っている人は、社会に出れば「ただの感じの悪い人」で、役に立ちません。

「面白いアイデアをくれたり、幸せにしてくれた人が成功する。

そして成功した人が、結果的にお金持ちになる。

成功するのは人をよりハッピーにできた人」だと言います。

2つ目は「失敗を恐れないで挑戦する人」。

誰しも失敗したくないと思っているけれど、挑戦をしなければ成功も失敗もありません。

3つ目は、「運がいい、または自分は運がいいと思っている人」。

運はずっとその場にとどまっているわけでではなく、動くし消えてしまうし、すばしっこいもの。

運が来たとき、自分にとって大事な運だと思った時は、ちゃんと掴まないといけない。

そのためには、自分の周りにはチャンスがあるに違いないと思っていないと掴むことはできないということです。

大人も納得

三つの共通点を聞いた女の子は納得の様子で、「絶対にお金持ちになります！」と断言していました。

藤野氏は、「絶対成功する」「絶対自分にはチャンスがある」と思う人は本当に成功しやすいと言っています。

大人も納得できる回答ですね。

でも日本からスティーブ・ジョブズのような人を出そうと思ったら、教育から変えていく必要があるかもしれません。