記憶力をよくする5つの方法

記憶力が悪くなっている気がします。

年のせいかも知れませんが、子どもに同じことを聞いて、「さっきも言ったよ」と呆れられるのを減らしたい。

神経学的に記憶力を高め、物事が思い出しやすくなる5つのヒントについての記事を読みました。

1.後ろ向きに歩く

英・ローハンプトン大学の研究で、被験者を3つのグループに分けました。

前に歩くのと、後ろ向きに歩くのと、立ったままのグループは、それぞれ短編映画を見たり、単語を記憶したり、一式の絵をよく見たりしました。

結果は、後ろ向きに歩いたグループが、映画や単語や絵について正確に思い出すことができました。

その理由については、脳波記憶を空間的に整理するため、後ろ向きに歩くような珍しい経験をすると記憶の保存方法が変わるとする説もあるものの、よくわかっていないそうです。

2.野菜と果物を食べる

米・ハーバード公衆衛生大学院の研究によると、野菜や果物の摂取が増えると、特に濃いオレンジ色や赤い野菜、葉物野菜、ベリー類の果物をたくさん食べることは、後年の健忘症が軽減することと相関関係があったそうです。

残念ながら、重要なのは「若いうちの果物・野菜の摂取量」だということ。

50年60年と不健康な食事をしてから後年にその分を3倍にして埋め合わせることはできません。

3.もっとよい照明を手に入れる

米・ミシガン州立大学の研究では、薄暗い環境で仕事をすると、脳の構造が変化し、記憶力や学習能力が損なわれることがあると明らかになりました。

ラットを使った実験で、薄暗い所にいたラットは、そうでないところにいたラットに比べ、

学習と記憶に不可欠な脳の部位である海馬の能力を約30%失い、以前に訓練を受けた空間課題の成績も悪かったそうです。

4.断続的断食を試す

英・キングス・カレッジ・ロンドンの研究によると、断続的断食をしたマウスたちは、ほかのマウスたちより長期記憶の保持が向上し、クロトーと呼ばれる脳内遺伝子の発現と神経発生が上方制御されたことがわかりました。

5.心配しない

ダブリンのトリニティカレッジの神経学者たちは、「物忘れは、記憶が物理的に脳に保存されているかどうかということと異なり、むしろ記憶にアクセスできないことと深く関係している」と推察。

正常な物忘れについては心配せず、脳の機能の正常かつ健康的な部分だと受け止めたほうがいいとのことです。

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