片付けコンサルタントのこんまりこと近藤麻理恵さんが、自身の家が「散らかっている」と言ったことが報道されています。
「人生がときめく片づけの魔法」が世界的なベストセラーになり、Netflixで番組を持つなど、片づけのカリスマとも言える彼女が漏らした正直すぎる言葉。
欧米のメディアも報じているそうです。
3人の子育て中
1、6、7歳の3人の子育て中であるこんまりさん、これまでは片づけのプロとして、常に家を片づけておくように頑張っていたそうです。
でも今、家の中が散らかっていることについて、いい意味でちょっと諦めがついたとも語ったそうです。
片付けよりも、「今、私にとって大切なのは、家で子どもたちと楽しく過ごすこと」なのだと気づいたとのこと。
ただ、「自分のペースを保てる場所だけは、片付いた状態をキープ」しているそうで、そこはさすがです。
好意的
こんまりさんの言葉は、アメリカでも日本でも好意的に受け入れられているようです。
小さな子どもを育てていて、どうしても片づけられない人にとってはホッとできたかもしれません。
あのこんまりでも無理なのか、と。
「子育て中でもきちんとできている人はいる」、「家を片づけられない自分は頑張りが足らない」みたいなプレッシャーがなくなるならそのほうがいいですよね。
戦略?
あれほど幅広い片づけビジネスを展開していた人が、「自分の家は散らかっている」と口にする勇気に感心しました。
これまでやってきた仕事を否定しかねない言葉だと思ったのですが。
ただ、こんまりさんは、というかご主人はとてもプロデュース力に長けた人です。
大学時代の友人だったご主人の卓巳さんは戦略を立てるのが得意で、メディアとのやりとりやプロダクションとの交渉もこなすそう。
Netflixの番組で、片づけられない家族から出演者を選ぶ際、多様性にこだわる選び方を提案したのも卓巳さんだとか。
こんまりさん自身も、独身時代はやり手の営業ウーマンだったそうです。
今後は方向性を変えようとしていて、そのための戦略の一つだったのかも?
記事でも、現在のこんまりさんは「日本的な禅の精神、瞑想や生活を楽しむこと、それをもとにしたライフスタイルの提唱に舵を切っているように見える」とありました。
どんなふうに変化してこうとしているのでしょうね。
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