「好き」をベースに暮らしを作る人

最近、なかはらけい子さんのYouTubeチャンネル「ウリウリばあちゃんの楽しい田舎暮らし」を見ています。

本も買って読みました。

やりたいことをやれば、お金がなくても幸せ

自由にやりたいことをしているように見えますが、この方はADHDで、結構大変なのだと動画で語っていました。

ひとりでできる仕事

学校を卒業して最初に就いた事務の仕事ができなかった。

それほど難しかったわけではないのに、なぜかできない。

その後、映画の撮影所で衣装の仕事をしたりもするけれど(ここで助監督をしていたご主人と知り合う)、協調性がないのに大勢の人とする仕事のしんどさや、このまま仕事をつづけたこの先のことなどを考えるようになります。

ADHDで何が大変だったかというと「人付き合い」だと言っていましたので、いろいろ辛い思いもされたのではないでしょうか。

でも生きていくためには仕事はしなくてはいけない。

一生続けられる仕事で、一人でできる仕事、できれば家でする仕事がいいなと考えます。

着物が好きなことから織物をすることに決め、即、機織り修行を始めたそうです。

その後、一人前に絣の着物を染め織る技術を身につけ、憧れだった田舎暮らしを始めたとのこと。

ただ、機織りというのはすごく緻密な作業だそうで、なかはらさんの性質にはもともと向いていないそう。でも、「好きだから何とかなった」。

ご本人は自分のことを「不器用」だと言っていますが、機織りから染め、着物も洋服も作り、家のDIYもすれば、発酵食品も作る人が不器用なわけはないと思います。

ただ、大雑把ではあるように見えます(仕事となったらそんなことはないでしょうが)。

まっしぐら

「好き」なことにまっしぐらになってしまうなかはらさん。

私は何か思いついても、あれこれ考えたあげくにやらずに終わることも珍しくないので、この行動力は眩しいです。

機織りをやってみたいと思ったとしても、「もうこれからは機械化されるだろうし、仕事がなくなるだろう」と考えて躊躇してしまうのが私です。

田舎暮らしに憧れは感じますが、便利な生活は手放せないとも思っています。

染め織りを始め、多くのものを手作りする田舎暮らしなど、自分の「好き」を貫いてきたなかはらさんはすごい。

「好き」なことだけで暮らしていくのは簡単ではないですよね。

読んでいただきありがとうございました。
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