今年86歳になった音楽評論家の湯川れい子さん。
86年の人生で、幸福へと導いてくれた5つの法則があるそうです。
幸福を導く「あいうえお」の法則
「あ」=会いたい人に会いたい
湯川さんは、「どうしてもあの人に会いたい」という強烈なミーハー感覚をお持ちだそう。
当然簡単にはいかないまでも、強い思いに支えられて不可能と思えることに挑戦すると、さまざまな道が見えてくるとか。
エルヴィス・プレスリーに会ったのは、会いたいと思ってから15年後でしたが、その間が大きな財産になったそうです。
「い」=行きたいところに行きたい
「行きたいところ」をメモに書き、仕事部屋のボードに貼っているそうです。
「オーロラを見に行きたい」というメモは数年間もずっと貼ったままでしたが、50代に念願がかなったそうです。
「う」=うれしいことがしたい
いろいろ試してみて、いくらうれしいことでも一人ではつまらない。周りの人が喜んでくれないと、本当にうれしいことにはならないということがわかったそうです。
まず自分にとって「嬉しいこと」は何かを真剣に考えることも大切だとか。
コロナ禍になってから、毎日ツイッターでコンビニスイーツをアップしている湯川さん。
これをするようになって、スイーツを買うお金があること、健康な自分、ゆっくりできる環境を実感できるようになったそうです。
「え」=選ばせてもらいたい
人生は選択の連続。
「この選択は自分の意志」という確信があれば、後悔とは無縁で生きられるのではないかとのこと。
「お」=おいしいものが食べたい
おいしいものといっても贅沢なもの、高価なものというわけではなく、そのときに自分が食べておいしいと感じるものが一番おいしいもの。
そして、一人で食べるのではなく、親しい仲間や家族と一緒にわいわい楽しく食べてこそおいしいので、日頃からそんな環境を作っておけるかが大事なポイントだと言います。
湯川さんのおいしいものとは、「炊き立てのご飯で握ったごま塩のおにぎり」だそうです。
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戦争中の疎開先で自害の方法を教えられたり、21歳のときの輸血が元でかかったC型肝炎に70歳まで苦しんだりと様々なことを経験してきた湯川さん。
だからこそ、自分の心に正直に生きたいという気持ちが強いのでしょう。
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