食べ物を、あるだけ食べてしまう人がいます。
「食い尽くし系」と呼ばれています。
一緒に暮らして料理を担当する人は、非常にストレスフルな環境に置かれます。
とにかく食べてしまう
料理を、自分の分だけでなく家族の分まで食べてしまうのが食い尽くし系。
大皿の料理はもちろん、一人ずつ盛っていても家族の分を「食べないのかと思った」と言って食べてしまう。
外食のときも、「一口ちょうだい」と言って、到底一口ではない量を食べてしまう。
作り置き、子どものためのおやつ、お弁当用に取ってあるもの、翌日の食材など冷蔵庫のものも勝手に食べてしまう。
食べないように注意したり食べささないようにすると、「お前は食べ物を独り占めする」「ずるい」と怒り出す。
親は食べなくても子どもには食べさせるという思考はない。
自分の子どもが外でおいしいものを食べたと聞くと不機嫌になるなど、食べ物のことでは感情を抑えられない。
……いやこれはすごい。大変ですね。
料理を担当している妻(恋人)にとって、楽しいはずの食事がストレスでしかないなんて。
職場でも
大半の場合は「食い尽くす」のは家庭内だけのようなのですが、外でもそうする人もいます。
職場での飲み会などで、一人〇本として注文している焼き鳥を次から次へと食べる。
または、取引先へのおつかいものでも開けて食べてしまうので、鍵をつけて役職管理にしたところ、鍵を壊して食べる……。
食い尽くし系の人は人から奪って食べることに快感があるとか、お腹がパンパンになっても無理して食べるとも言われています。
無理に我慢させると夜中に家中探し回って食べるというのもありました。
病院へ行った方が
食い尽くし系は絶対に治らないという声が多いようですが、食べている最中の動画を撮って後で見せたところ、自分でも醜い姿だと気が付いたらしくマシにはなったという人がいました。
これでわかるように、自分ではあまり気が付いていないのでしょうね。
食い尽くし系には男性が多いようですが、女性にもいるようです。
自分が食い尽くし系気味だった女性が、周りに食い尽くし系の人がいたら病院やカウンセリングを勧めてみてはと言っていました。
自分の食べ方が異常だとわかれば改善しようと思うだろうからということなのですが、いろんな事例を見ると自分の姿を受け入れようとも思わない人が多いのではないかと思います。
これが原因で離婚や別れに至った人もいるようですので、単なる癖とか食い意地の問題ではないのかもしれません。
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