ワクチンの開発が待たれる新型コロナウイルス。
ワクチンも特効薬もない今できることは、免疫力を上げてウイルス感染しても負けないようにすることです。
その免疫力アップに効果があり、しかも簡単にできる方法があります。
それは入浴!
入浴の健康作用
「なんだ風呂か」と思ったかもしれませんが、入浴の健康作用については医学的に実証されているそうです。
・免疫機能のアップ
・自律神経の調整
・血流改善
・基礎代謝や体内酵素の活性化
・精神的ストレスの軽減
などです。
温かいお湯に一定時間つかると、体内の免疫細胞が増加することが分かっているそうです。
お風呂すごい。
ただし、シャワーを浴びるだけではこれらの効果を得ることはできません。ちゃんと湯舟につかる必要があります。
正しい入浴法とは
- お湯の温度は38~40℃
熱すぎるお湯は交感神経を刺激し、リラックスできなくなる。
- 肩まで浸かる全身浴
しっかり全身浸かることでより温まり、水圧も高いために血液の巡りもよくなる。
- 入浴時間は10分間
長すぎる入浴は熱中症や脱水症の危険性も。これから暑くなるので浸かりすぎない。
1回お風呂につかると、健康作用は2~3日は持続すると言われています。
できれば毎日入浴が望ましいところですが、それが無理なら3日に1回は湯船につかりたいものです。
より効果を高めるには
入浴剤やアロマオイルなどを使うと、より温熱効果やリラックス効果を得ることができます。
入浴するとどうしても皮脂や保湿成分が溶け出してしまうので、季節を問わず保湿を心掛けることは大事です。
保湿剤を塗るなら、入浴後10分以内を目安にしてください。
また、熱中症・脱水症予防のために水分補給も忘れずに。
入浴前後で500mlほど水分を取るのが理想的だとか。
水でもお茶でもスポーツドリンクでも構わないそうです。
我が家の場合
我が家は一年中、お風呂につかります。
真夏の暑いさなかでも湯船にお湯を張ります。
そんな生活なのに私は冷え性なので、毎日お風呂に入るだけで健康体になる!と太鼓判を押すところまではいきませんが、家族全員おおむね健康に過ごせているので効果はあるのかも。
確かに入浴は簡単で、家族全員で無理なく毎日続けられて、お金もかかりません。
免疫力を高めてコロナに負けないようにしたいですね。
※参考「文藝春秋」6月号 早坂信哉教授「毎日入浴で免疫力はアップする」
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