女のマウンティングは三すくみ?

女同士のマウンティングについて目にすることがあります。

マウンティングとは、自分が相手より優位に立とうとするため、行われる行為のこと。

お茶の水女子大学大学院の森裕子さんが発表した、女性のマウンティングに関する調査が話題になっています。

3つのカテゴリー

森さんは、過去に公開された書籍やドラマから「マウンティング」に該当するエピソードを抜き出して分類。

マウンティングには3つのカテゴリーがあることがわかったそうです。

その3つとは、

1.伝統的な女性としての地位・能力を誇示する(家事や育児など)

2.人間としての地位・能力を誇示する(仕事や学歴など)

3.女性としての性的魅力を誇示する(美しさとかファッションセンスなど)

1のマウンティングには、産後すぐに職場復帰する人に対して「子どもが3歳になるまではそばにいたほうがいい」と言う。

2では、主婦の女性に「主婦なんて、いいご身分だよね」と言う。

3は、男性に声をかけられることを話し、「軽く見られているのかなー」

など。

多くの例が挙げられていますが、元は「書籍やドラマ」などフィクションから集めたものなので、実際にこんな言葉を口にするだろうかと思うものもありました(例えば主婦に対して「主婦なんて中卒でもできる」という、など)。

起こる理由

森さんは、女性の間でマウンティング起こりやすい理由を、「膠着した三すくみ状態になっている」ためだと言います。

つまり、女性は「経済的な自立」では負けているけれど、「結婚による安定」では勝っているなど、どれか一つでは負けていても違う分野では相手に勝っているということが起きやすい。

そのため、どちらが上か下か決定するのが難しく、マウンティングが繰り返されるのではと考えています。

一方で、男性の間で見られるマウンティングはシンプルなものになり、すぐに勝負がつくか、あるいはマウンティングそのものが起こりにくいのだそうです。

たとえば、職業上の成功と、肉体的・精神的強さと独立心は矛盾せず、仕事でいい結果を出しながら健康的な肉体を手に入れることはできる、など。

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女性の世界はマウンティングが多いけれど、男性より価値観が多様化しているとも言えるかもしれません。

マウンティングというより「世間が狭い」というか、自分の世界がすべてと思っての発言もあるのかも?と思いました。

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