楽天モバイルから大金をだまし取ったとして逮捕された元物流管理部長。
自分の懐に入れたのは50億円だそうです。
何に使ったんでしょう。
家、車、女
「日刊ゲンダイDEGITAL」の記事によると、お金の使い道は東京・港区の4億4000万円のタワーマンション最上階、鎌倉市、大阪市、名古屋市、名護市などに計10戸以上のマンションを購入。
車もレクサスLX(1250万円)、BMW・ALPINA XB7(2790万円)、フェラーリやポルシェなど複数台を所有。
キャバクラで1日1000万円以上使う。
妻はシャネル、ブルガリ、ルイ・ヴィトンをクレジットカードで買い放題。
家、車、女(キャバクラ)ですね。
似ている
記事によると、横領など「悪いこと」で得たお金の使い道はどれも似かよっているそうです。
例えば、13年に24億円の横領で逮捕された55歳の男は、銀座や六本木のクラブで遊興し、常時3、4人の女性と交際していたとか。
16年、25億円の横領で捕まった男(60歳)は、連日のように若い女性と10万円単位の飲食を繰り返し、女性も囲っていたそうです。
横領容疑で5回も逮捕された男(49歳)も、交際女性とのフランス旅行やブランド品の購入をしていました。
そういえば、2001年に青森県で起きた14億円の横領事件の犯人も、チリ人女性アニータさんに貢いでいました(アニータさんに渡ったのは11億円)。
大金を掴んでまず考えることって、札びら切って女にモテて、ちやほやされたい、ということなのかも。
ギャンブル
19年に逮捕された男(38)はFX投資に失敗して7億円を横領。
20年に逮捕された男(45)33億5000万円を着服していましたが、FX投資に失敗して、着服したお金が6億円まで減っていたそうです。
こうなると投資というよりギャンブルですね。
ギャンブルと言えば、山口県阿武町で誤って4630万円を振り込んだとき、返還を拒んだ男はネットカジノで全額使ったと言っていました。
思いがけずに大金を手に入れると、手っ取り早く楽しめるギャンブルを思いつくのかもしれません。
女も同じ
もちろん女性の横領犯もいます。
1975年の足利銀行が舞台となった2億円横領、1981年の三和銀行(現・三菱UFJ銀行)で起こった1億8000万円の詐欺事件。
いずれも恋人に貢いでいます。
2020年に経理担当の女性(56歳)が2900万円着服(社長は被害は3億円に及ぶと言っている)事件。
使い道はルイ・ヴィトンのバッグや時計、恋人と会うための一軒家などを購入しています。
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犯人が男でも女でも、使い道はわりと似通っています。
庶民にとって大金を使うのは難しいということかもしれませんね。
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