W杯、日本は惜しくもPK戦でクロアチアに負け、念願のベスト8進出を逃しました。
残念でした、本当に。
監督の言葉
このPK戦、蹴るのは立候補だったそうです。
5秒ほどしても誰も手を上げなかったので、「じゃあ、俺が行く」と声を出したのが南野選手。
結果は残念ながら失敗。三苫も吉田も失敗します(浅野だけ成功)。
責任を痛感し、チームメイトの励ましの声が痛く感じられたそうです。
試合後バスに乗る直前、南野選手に森保監督はこう声をかけます。
「PK、一番に蹴ってくれてありがとう」。
そしてさらに、
「大会では大変な役回りになったけど、嫌な顔一つせず、チームを支えてくれてありがとう」と。
こんなん言われたら、南野選手でなくても泣いてしまう~。
監督、ちゃんと見てくれていたのですね。
そしてそれをきちんと言葉にして本人に伝えてくれるところ、さすが「気配りの人」と言われるだけあります。
実力出せず
南野選手は今回、本当に辛かったと思います。
W杯予選の最初のころはゴールを決めていたものの、次第に活躍は他の選手に奪われていきました。
所属チームでの出場機会が減ったためだと言われています。
調子が上がらないままW杯に入り、エースナンバーの10番を背負っているのに試合に出たのも少しだけで活躍もできず。
浅野や堂安たちがゴールを決めて注目を浴びているのを見るのは、さぞかし悔しかったでしょう。
だからこそ、PKを成功させて日本の勝利に貢献し、自分の実力を証明して見せたかったはず。
あの重圧の中、自分から手をあげて一番先に蹴るというのはすごい勇気です。
できればサッカーの女神に微笑んでもらいたかった。
本人は「自分の今まで生きてきた中で最悪の日だった」と言っていますが、まだ27歳。
これを糧に前に進んでもらいたいです。
望みはやはり
ベスト8を逃したのは残念ですが、W杯はやっぱりおもしろかった。
4年後が楽しみです。
次の代表監督が誰になるかはわかりませんが(森保監督は要請があるなら続けたいと言ったようです)、誰でもいいから次こそはベスト8を掴んで欲しい。
そして私が死ぬまでにW杯で優勝するところを見せて欲しい。
何があるかわからないですからね、いやほんと。
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