自分が死んだあと、子どもに残して喜んでもらえるものって何だろう?
現金以外で、です。
義母にもらった指輪やネックレスを見ていてそんなことを思いました。
義母にもらったものは3点だけなので残しておこうと思えるのですが、これが大量にあれば処理に困ったかもしれません。
アクセサリー
デザインが気に入れば使うこともできますが、昔のものはどうしても古臭くなります。
実の娘にしろ義理の仲にしろ、故人との関係が悪ければアクセサリーなんて身に着けようとは思わないでしょうし。
プラスチックなど値の張らない物であれば思い切ってごみとして捨てることができますが、下手に金やプラチナや宝石が使われたものだと捨てるのをためらってしまいます。
どこかで買い取ってくれたらなどと考えて、片づけがストップしてしまいそうです。
1点が数百万するような高価なものなら財産として考えられるでしょうが、せいぜい買ったときの値段が数万円のものだとどうすればいいのでしょうね。
昔、政情不安定な国では紙幣が頼りにならないため、持ち運びしやすいように純金のアクセサリーで持つという話を聞いたことがあります。
金貨なら換金しやすいし、いいかな?
しかし、換金のことを考えるなら現金でいいじゃないかとも思いますね。
着物
義母の着物はまだ片づけしていませんが、着物も処理に困るものの1つですね。
私の祖母は着物が好きで、お金があったわけでもないのに結構よく買っていたらしいのですが、母は、「あんなもの、残されてもしようがない」と言っていました。
今どき着物を日常的に着る人は限られているし、置いておいてもタンスの中で眠らせるだけになります。
趣味のもの
母は長く書道を続けていたので、紙や筆などをどっさり持っていたようです。
でも残されると子どもらが困るだろうと、かなり処分したと言っていました。
確かに書道をしない者にとっては紙も筆も硯も必要なく、捨てるしかありません。
父は油絵や万年筆、カメラが趣味ですが、周りにそれらを趣味にしている人はいません。
私の趣味の物といえば本になります。
かさばるし重いという点で、死後の片づけをする人を怒らせそう。
死んでから怒られるのは切ないので、少しづつでも減らしていこう。
早目に捨てるしかない
何にせよ、自分が好きで集めたものは自分だけにしか値打ちはない。
死んだ後で子どもが困るのは避けられないのかもしれません。
「何を残せばいいか」ではなく、「早めに処分しておく」というのが正しいのでしょう。
捨てなきゃ。
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