以前に縫った綿の白のトップス。
ウォーキングに着て行こうとして、いや、ちょっとこれは……。
真っ白でなんか変。給食着のよう。いや自分で生地選んだんですがね。
作ったときにもそう思って一度も着ていなかったのでした。
でも着ないままになるのはもったいない。
紅茶で染めればちょっとはマシになるのではと思いつきました。
紅茶染めのやりかた
紅茶を煮だした中に服を漬ければいいくらいに思っていたら、意外と手間でした。
まず下処理がいります。
綿や麻は、絹やウールと違って染まりにくいため、牛乳か豆乳を倍量の水で薄めた水に30分ほど浸します。
そして水を沸かし(Tシャツ1枚なら1リットル程度)、紅茶のティーバッグ4~6個(私は10個使いました)で10分ほど煮だします。
服を絞って液に入れて2時間放置。
お湯1リットルにミョウバン小さじ1~2を入れ、服を入れて10分かき混ぜます。
水洗いして陰干しします。
色が薄いと感じたら、紅茶液→媒染液(ミョウバン)を繰り返します。
そして染まった服がこちら。
写真では色が飛んでいて薄く見えますが、割としっかりしたベージュになりました。
でも、洗濯して干すのを繰り返すと色は抜けていくんじゃないのかな?
実際に使ってみないととわかりませんね。
やってみておもしろかったので、次は玉ねぎの皮で何か染めようかな~なんて思っています。
実際にやらないと
私はもともと腰の重い人間で、何かやりたいことを見つけても、「そんなこと何の役にも立たない」「お金かかりそう」「自分に向いていない」など、あらゆることを考えて止めてしまうことが多くありました。
「いつかやろう」の「いつか」は永遠に来ないとも言います。
それに「興味の芽」はちょっとしたことで消えてしまうということがわかってきたので、やりたいと思ったことはできるだけやってみるようにしたいです。
興味のあることに対して猪突猛進できるタイプではなく、取り掛かったとしてもエネルギーも時間も最小しか使わないような、ちょこちょこしたやり方しかできません。
それでもやらないよりはマシ、と考えることにします。
でないと、今立っている場所から一歩も動けないような気がします。
好きなことや興味あることを一つでも増やしていきたいというのが今の望みです。
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