主婦の皆様はどの程度へそくりされているのでしょうか。
へそくりなんかする必要ないわという人もいると思いますが。
秘密の財産、作っている人はどれくらいいるんでしょう?
平均値は94.1万円
情報メディア「まねーぶ」が今年、20~60代の既婚女性(共働き・専業主婦問わず)500人を調査した結果は以下のようになりました。
5万1円~10万円が18.4%で最多。
10万1円~20万円が17.8%、40万1円~60万円と100万1円~300万円が同率で10.8%。
平均値は94.1万円、中央値は15万円。
多くの人が額にかかわらずへそくりをしているようですが、年齢の幅が広いせいか、わかりにくい数字になっていますね。
別の調査を見てみましょう。
年齢が上がると金額も上がる
2018年の調査ですが、雑誌「ハルメク」の特集のため、婚姻関係にある60~79歳の夫婦437人にへそくりの有無を尋ねたアンケート結果があります。
へそくりをしている人は53.5%、平均金額は436万円。
男女別では男性49.5%で平均330万円、女性は57.0%で平均514万円でした。
年齢が上がるとへそくり額も増えますね。
そしてやはりというか、女性のほうがへそくり額が多くなっています。
女性は平均寿命も男性より長いので後に残されることも多く、その分危機感も強いのかもしれません。
夫婦仲が悪いと
同じ調査で、「夫婦関係のよしあしによって金額が変わる」ことについて男女8人づつ16人のインタビューを行っています。
「夫婦関係に満足している人」の平均金額は410万円。
「夫婦関係に満足していない人」の平均金額は648万円。
仲のいい夫婦の平均金額は、男性が308万円、女性は479万円。
仲が良くない夫婦の平均金額は、男性が472万円だったのに対し、女性は898万円でした。
不仲夫婦の女性の金額が突出しています(母数が少ないので一般的な話とは言えませんが)。
夫婦仲がよくないと離婚がちらつくでしょうし、そうなればまず必要なものはお金になりますので、これは納得の結果です。
お金だけでなく
しかし、いざという時のためにしっかりお金をため込んでいても、それで大丈夫ということにはならないようです。
実際に、へそくり2000万円をためて子育ても終えたので離婚しようとしたら、病人の夫を置いていくことを周囲に責められて断念したという人や、何もできない夫を放り出したらどうなるかを考えて実行に移せない人などがいたようです。
へそくりをためることだけを頑張るのではなく、夫婦仲を良好に保つ努力もすることがリスク管理になるようです。
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