NHKの「トリセツショー」で血管について放送していました。
血管は年齢とともに硬くなるらしいのですが、その血管の硬さと見た目の若さとは関係があるそうです。
若い見た目でいたいなら、柔らかい血管を保たなくてはいけないということです。
健康の鍵は血管
南米ボリビアのチマネという部族の人々は、脳の老化が70%も遅く、高血圧や高コレステロール、心筋梗塞や脳梗塞などの病気にならないことで知られているそうです。
75~84歳の人を調べたところ、アメリカ人では51%の人が血管が硬くなっていたのに対し、チマネの人はたった8%。
柔らかい血管を持っていることが、老化からくる病気にかからない理由だそうです。
血管の状態を知るには
自分の血管が硬いのかどうかを調べるには、血圧を測ればいいそうです。
1日の間で測る時間帯によって血圧も変わるため、おすすめは朝。
朝起きてトイレに行ってから朝食までの間に測ります。
1度測り、30秒ほど置いてもう一度測って平均をとります。
最高血圧から最低血圧を引いた数が、普通は50くらい。
差が70以上だと、硬くなっている可能性があるとのことです。
ストレッチでNOを出す
硬くなっている血管をケアする方法もあります。
それは血管のばし、つまりストレッチ。
太ももやふくらはぎなど、太い血管が通っているところを伸ばします。
血管にも筋肉があり、その筋肉の緊張を解くと、血管も柔らかくなるのです。
ストレッチによって血流がよくなると、NO(一酸化窒素)という物質が出て血管を柔らかく保ってくれます。
ストレッチには効率よくNOを出す効果が期待できるとのこと。
朝晩2回
番組内で紹介されていたストレッチは5種類。
番組の公式ページでご確認ください。
両足を2回ずつ、朝晩2回行います。
1つのストレッチを終えたら次をする前に30秒の休憩を入れるのがポイント。
休憩を入れることで、NOがたくさん出るそうです。
番組途中まではストレッチやる気満々だった私。
ところが、ストレッチの動作の合間に30秒の休憩を入れたほうがいいというところで、急にやる気がなくなってしまいました。
イラチ(短気)の私が、いちいち30秒の休憩を入れるのは無理だろうなあ……。
しかし、ストレッチに血管を柔らかくする効果があるなんて驚きでした。
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