神社に参拝すると、金運や縁結びなどのご利益があるなんて言います。
企業のトップが神社参拝を欠かさないとか、芸能人が神社に行くようになってブレークしたなんてことを耳にすることもあります。
「神社参拝と世帯年収」を調べた人がいますが、それを見ると関係はあるようです。
1200名を調査
「成功している人は、どこの神社に行くのか?」(八木龍平 サンマーク出版)に調査の結果が載っていました。
調べたのは2017年、楽天リサーチ(今は楽天インサイト)に依頼し、30代400名、40代400名、50代400名の、合計1200名(男女は半々で600名ずつ)を対象に調べました。
世帯年収を4つに分け、
・500万円未満
・500万円以上1000万円未満
・1000万円以上1500万円未満
・1500万円以上
それぞれに300名ずつ集めました。
そして、「神社への1年間の参拝回数」と「世帯年収」の関係を調べたところ、こういう結果が出ました。
・年収500万円未満では、神社に行かない人がもっとも多く、37%もいる。
・年収500万円以上1000万円未満では、年1回参拝がもっとも多く、30%いる。
・年収1000万円以上1500万円未満では、年2回参拝がもっとも多く、31%いる。
・年収1500万円以上では、年4~6回参拝がもっとも多く、32%いる。
年収1000万円以上の層では、年4~6回参拝や、年7回以上の参拝が1位、2位を占めています。
神社参拝と年収の高さは関係がありそうです。
お墓参り
この調査では、「お墓参り」と年収の関係も調べています。
しかし、お墓参りと年収に関係はありませんでした。
ただ、お墓参りによく行く人たちは、行かない人たちに比べて幸福度が高い傾向があったということです。
お墓参りは年収には関係しないけれど、幸福度を上げるようです。
「あわよくば」はダメ
それなら神社に参拝すれば大金が入ってくるのでは?と思いたいところですが、この本には、
「「あわよくば」の心に金運は宿りません」
と書いてあります。
あわよくば、というのは「宝くじが当たりますように」とか「パチンコの玉がよく出ますように」とか「大金を恵んでください」というような願いです。
「神社における金運上昇とは、「誰かの願いをかなえる」ことで、お金が入ってくることです」
とあります。
サラリーマンの世界でも起業でも、まずは実力が必要です。が、実力だけでは何ともならないことがあります。
あわよくばではない、本気の決意を神さまは応援してくれるということです。
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