自尊心ひくめの人がラクになるには

「自尊心」は高い方がいいと思っています。

自尊心が高い人は、自信があって社交的、自分を認めているのでひどく傷つくことがない、完璧でなくても気にならない、などの特徴が。

この逆が、自尊心が低い人。

やっぱり自尊心は高いほうがいいように思いますが。

高ければいいというものでもない

しかし専門家によると、高い自尊心を持つ人は自分のすごさをアピールするものの、意外とそれが現実とは違うことがあるそうです。

また、自己陶酔的で、他人の意見に対する好奇心と開放性を妨げる可能性もあるとか。

つまり、高い自尊心を持てばいいというわけでもないようです。

とはいえ、自尊心の低さによって生き辛さを感じている人は何らかの手を打ったほうがよさそうです。

その一つとして、自己受容(自分を知って思いやり、現実を受け入れる)を目指すと生きやすくなるとのこと。

「自分を肯定した自分」を褒める

公認心理師・精神保健福祉士の川島達史氏は、自尊心が低い人は「いついかなる時も、成功失敗に関わらず、条件なしに肯定していく」という、無条件の肯定を意識することを提案しています。

それが難しいようなら、「褒め褒めタイム」を作る。

この方法は、夜寝るときに布団の中で目をつむり、今日楽しかったことや頑張れたことを思い浮かべるというもの。

1.「なんとかなる」「よくやってるよ」などと声に出して自分の耳に聞かせる。

自分の耳に聞かせて、消し去ることのできない事実にしてしまうわけです。

2.「今日は無条件に肯定する努力ができた」と心の中で思う。

過去と現在の因果関係を挙げる

過去の失敗や嫌なことを振り返り、受け入れるために、過去と現在の因果関係を淡々と挙げていきます。

例えば、「知らないのに知っているふりをして大失敗したから、知っているふりをほとんどしなくなった。逆に学ぶ姿勢が身についたかも」というように。

大事なのは、「自分で自分の過去に意味づけをする」ことだそうです。

これを続けていくと、自分のどんな過去であろうと受け入れる姿勢が身につくとのこと。

「自分を褒める」ことに慣れていないので、最初は違和感を抱きそう。

そして、「過去と現在の因果関係を挙げる」のも、嫌だったことを思い出すのは躊躇しそうです。

でも「今のままは嫌だ」と思うなら、違ったことをする勇気が必要ですね。

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