幸福度をあげて日々を幸せに暮らすには、「自分自身を褒める力」が大切だそうです。
幸福学博士である前野隆司さんによると、ほめる力を伸ばすための方法があるそうです。
自分をほめる
1.「小さな達成感」の積み重ねが幸せにつながる
どんなことでもいいので小さな目標を設定し、やればできる自分に気付くところから始めます。
目標は、「エレベーターを使わず階段を歩く」「500円玉貯金をする」「毎朝6時に起床して散歩する」など。
また、面倒な作業や仕事は、時間を区切って作業。
「10分間チャレンジ」のように短時間で目標をクリアするトレーニングを取り入れると、集中力を鍛え、達成感や自信にもつながるそう。
2.服が変われば心も変わる
外見は本人の精神状態を反映するとも言われています。
清潔感のある服装、メイクや髪型、爪などをきちんとすることで、気持ちの変化も感じられ、自信にもつながります。
3.1日5分の「自分ほめ」タイムを作る
人からほめられる機会はなかなかないため、自分で自分をほめましょう。
ほめポイントを思いついたらメモし、自分のいいところが書きたまっていくのを見返すことで自信がついてきます。
4.1年間の小さな成功体験を書き出す
1年間を振り返って思い浮かんだ成功体験をすべて書き出します。
その時の気持ち、自分にもたらした影響なども書くと、リアルに実感できます。
自分の行為を見える化することで、ネガティブな思い込みに気付き、客観視することで「自分も結構やるな」と思えるようになっていきます。
5.弱点は裏返せば強みになる
自分のいいところや強みを1日5個書き出します。
1日1個から始めて1か月続ければ、長所が30個見つかることになります。
どうしても見つからなければ弱点をあげてみます。
そしてそれを裏返すと強みになります。
例えば、「優柔不断→思慮深い」「飽きっぽい→好奇心旺盛」「神経質→几帳面」など。
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これら5つのことを習慣にし、自分をほめるようにします。
ほめることは自分を肯定し、自尊心を高めることになります。
大人になったら、自分がやっていることをちゃんと見てほめてもらえることなど、そうそうありません。
「自分に自信がない」と言い訳のように言わないで、自分で自尊心を高めていくことも大事ですね。
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