先日、実家に行って母としゃべっていたときのこと。
「私くらいの年になったら後悔するで」と言われました。
夏だというのに出かけるときも日焼け止めを付けていないと言ったら、こう返されたのでした。
87歳のお手入れ
その母は一応、出かける前には日焼け止めを顔に塗り、白粉を顔にはたいているそう。
この暑さなので、あまり出歩いてはいないようですが。
洗顔後は化粧水をつけ、普段は保湿クリームを重ねるそうですが、今はクリームをつけると汗が噴き出すので化粧水だけにしているようです。
この話を聞いて「すご~い」と感心する私。
顔につける保湿剤はワセリンのみ、出かけるときも日焼け止めつけずにそのままです。
女捨てていると言われても仕方のない状況ですね。
言い訳させていただければ、マスクで顔が隠れるからです。
それに外では日傘をさしているし。
日焼け止め塗らなくても、日傘とマスクで顔が隠せば大丈夫なのでは?
でもそうじゃないのです。
マスクは紫外線カットできない
私みたいな人がいるかわかりませんが、書いておきます。
それは、一般的な不織布マスクに紫外線カットの効果はない!ということ(紫外線カット加工されたマスクもありますが)。
資生堂の実験によると、一般的な不織布マスクの紫外線透過率は最大20%。
いっぽう日焼け止め剤を正しく塗った場合は2%以下に抑えられるとか。
この「正しく」が結構難しく、顔だけで500円玉大を塗らなくてはいけません。
かなりな量ですよね。でも、このくらいの量塗らないと効果がないようです。
かつ、2~3時間ごとに塗り直す必要があります。
マスクと顔がこすれる部分は日焼け止めが落ちやすいため、マスクと顔の境目は念入りに塗った方がよいそう。
そして、帽子や日傘だけでは、地面からの照り返しを完全に防ぐことは難しいということです。
面倒くさ~と思ってしまいますが、やっぱり日焼け止めは塗らなきゃいけないってことです。
もう8月ですが、今からでも塗ります、はい。
30年後の肌は?
母は私に日焼け止めくらい塗りなさいと言った後で、「まああんたは昔からお化粧あんまりせんかったからなあ」と言っていました。
昔からあまりお手入れしてこなかった私の肌、30年後にどうなっているのか考えると、ちょっと怖くならないでもないです。
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